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パキスタンに対する渡航情報(危険情報)の発出
AJK(パキスタン側カシミールの一部でアーザード・ジャンムー・
 カシミールと呼称される地域)

  ・管理ライン付近
    :「 退避を勧告 します。渡航は延期してください。」(継続)
  ・上記を除く地域
    :「渡航の是非を検討してください。」(継続)

北西辺境州及び北方地域
  ・管理ライン付近
    :「 退避を勧告 します。渡航は延期してください。」(継続)
  ・アフガニスタンとの国境付近、連邦直轄部族地域(FATA)及び
   マラカンド保護区(同保護区内の主要幹線道路を除く)
    :「渡航の延期をお勧めします。」
     (やむを得ぬ事情により滞在される方を除き、安全な場所へ
      退避することをお勧めします。)(継続)
  ・上記を除く地域
    :「渡航の是非を検討してください。」(継続)

バロチスタン州
  ・アフガニスタンとの国境付近並びにデラ・ブグティ郡及びコールー郡
    :「渡航の延期をお勧めします。」
     (やむを得ぬ事情により滞在される方を除き、安全な場所へ
      退避することをお勧めします。)(継続)
  ・上記を除く地域
    :「渡航の是非を検討してください。」(継続)

シンド州
  ・ジャコババード郡
    :「渡航の延期をお勧めします。」
     (やむを得ぬ事情により滞在される方を除き、安全な場所へ
      退避することをお勧めします。)(継続)
  ・上記を除く地域
    :「渡航の是非を検討してください。」(継続)

●パンジャブ州(イスラマバード首都圏を含む)
    :「十分注意してください。」(継続)

                                  → 地図
1.概況
(1)AJK(パキスタン側カシミールの一部でアーザード・ジャンムー・カシミー
  ルと呼称される地域)の管理ライン付近では、2003年11月、インド・パキ
  スタン間で停戦が発効し現在も継続していますが、依然として両軍の展
  開が続いています。

(2)アフガニスタンとの国境付近、北西辺境州に隣接する連邦直轄部族地
  域(FATA)では、2006年9月に北ワジリスタン和平合意が結ばれたこと
  を受け、小康状態を保っていますが、銃撃、爆弾事件、テロ事件が散発
  的に発生しており、軍事作戦が断続的に行われています。2006年10月30
  日には連邦直轄部族地域バジョール管区のダマドラにあるマドラサ(宗
  教学校)が空爆され、80人近くが死亡する等の事件が発生しています。
  さらに、2007年1月16日、パキスタン軍は南ワジリスタン管区を空爆し、
  20人以上が死亡した模様で、その後イスラマバードを含むパキスタン各
  地で自爆テロ事件が発生しています。

(3)バロチスタン州東部のデラ・ブグティ郡においては、同郡を領有している
  部族長の死亡事件後、武装部族民の勢力が弱まりつつありますが、コー
  ルー郡においては依然として武装部族民と治安部隊との間の銃撃戦が続
  いているほか、最近では両郡において、道路への地雷敷設などのゲリラ
  戦が行われており、治安が悪化しています。また、同州とアフガニスタン
  との国境付近からクエッタにかけた地域も情勢が不安定です。

(4)シンド州ジャコババード郡では、破壊活動を行っている部族民がバロチ
  スタン州から同地域に流入してきており、反政府テロ活動が多発し、治
  安が不安定となっております。

(5)2005年10月のパキスタン等大地震で被害を受けたAJKのムザッファラバ
  ード郡や北西辺境州の一部では、各国NGO等の救援物資を狙った事件等
  が発生しました。また、外国人を狙った盗難等の犯罪が発生するおそれ
  もあります。

(6)上記を除くパキスタン各地においては次の事情が認められます。
 (イ)国際テロ組織やイスラム過激派によると見られる米国及びその同盟国
   の権益など(米国関連施設(米国系ホテル、ファーストフード店を含む)、
   映画館、ショッピングセンター、野外市場など)を狙ったテロ事件が発生
   しています。
 (ロ)モスク等の宗教施設やその付近では、宗派間抗争に起因する自爆テ
   ロを含む爆発事件、デモや抗議活動が発生しています。
 (ハ)旅行者を狙った金品目的の犯罪が発生しています。

2.地域情勢
(1)AJK(パキスタン側カシミールの一部でアーザード・ジャンムー・
  カシミールと呼称される地域)

  
 (イ)管理ライン付近
   :「 退避を勧告 します。渡航は延期してください。」

    かつては「管理ライン」を挟んで、インド軍とパキスタン軍が対峙して
   散発的な銃砲撃を繰り返していましたが、2003年11月に「管理ライン」
   における停戦合意が発効し、銃砲撃は止んでいます。しかし、両軍は
   依然として展開したままです。2005年4月には、「管理ライン」を挟んで
   パキスタン側のムザッファラバードとインド側のスリナガル間に
   月2便のバス運行が開始されましたが、このバスには外国人が
   乗車することはできません。
また、2005年10月の地震発生後、インド
   とパキスタンは「管理ライン」上の5か所の開放に合意するなど、両国間
   に信頼醸成が進んでいる面もありますが、「管理ライン」付近の情勢に
   ついては依然として注意が必要です。

 (ロ)上記(イ)を除く地域
   :「渡航の是非を検討してください。」

    AJKのムザッファラバード郡、バーグ郡、プーンチ郡では、2005年10月
   8日のパキスタン等大地震後、各国NGOの救援物資を狙った事件等が
   発生しました。また、外国人を狙った盗難等の犯罪が発生するおそれも
   あります。

(2)北西辺境州及び北方地域

 (イ)アフガニスタンとの国境付近、連邦直轄部族地域(FATA)及び
   マラカンド保護区
(同保護区内の主要幹線道路を除く)
   :「渡航の延期をお勧めします。」
    (やむを得ぬ事情により滞在される方を除き、安全な場所へ
     退避することをお勧めします。)

    上記地域では、2006年9月に北ワジリスタン和平合意が署名されたこ
   ともあり、連邦直轄部族地域全体でも戦闘行為は減少していますが、
   未だタリバーンやアル・カーイダ残党の相当数がアフガニスタン東南
   部の山岳地帯やパキスタン領内に潜伏しているとみられています。ま
   た、2006年10月30日にはバジョール管区のダマドラにあるマドラサ(宗
   教学校)が空爆され、80人近くが死亡しました。これを受け、バジョール
   管区等では断続的に抗議集会等が行われ、2006年11月8日には北西
   辺境州ダルガイの陸軍訓練キャンプに対する自爆テロ事件が発生し、
   兵士約40人が死亡しました。両事件の関連性については明らかには
   なっていませんが、今後とも同様の事件が発生する危険性があります。
   さらに、2007年1月16日、パキスタン軍は、2005年2月の南ワジリスタン
   合意以降初めて、南ワジリスタン管区を空爆し、20人以上が死亡した
   模様です。これを受け、同管区に隣接した町タンクで抗議集会等が行
   われました。また、空爆との関連性については明らかになっていません
   が、その後、イスラマバード、ペシャワール、デラ・イスマイル・カーン
   等パキスタン各地で自爆テロ事件が発生しており、今後とも同様の事件
   が発生する危険性があります。
    連邦直轄部族地域では、2001年9月の同時多発テロ事件以降、義勇
   兵としてアフガニスタン入りしたまま帰還しない者が多数おり、保守的
   な住民感情ともあいまって、住民の中には欧米人に限らず外国人、
   非イスラム教徒に対し敵意を抱く人々も多く存在します。
また、2004
   年10月、南ワジリスタン管区内において、中国人技師2人及び同行して
   いたパキスタン人警備員1人が誘拐される事件が発生し、犯人側はパキ
   スタンで逮捕されたアル・カーイダ構成員の釈放を求めたと言われてい
   ます。また、カイバル管区バラ地区では、引き続きイスラム教スンニ派
   の2団体が抗争を続けており、多数の死傷者が出ています。カイバル管
   区には多くの日本人が訪れるカイバル峠があります。パキスタン政府
   は、連邦直轄部族地域の特殊事情を考慮して、1947年の建国以来、
   同地域で連邦法を施行していない
ため、外国人旅行者に何か問題が
   生じた場合でも、当局による迅速な対応は期待できません。また、同地域
   は、パキスタン軍がタリバーン、アル・カーイダ掃討軍事作戦を実施
   している地域
でもあります。
    マラカンド保護区も、連邦直轄部族地域に隣接しており、治安の悪化が
   見られます(2006年11月8日に発生したダルガイの自爆テロ事件は、同
   保護区内を通るマルダン・スワート間の主要幹線道路上で発生しました。
   しかし、現在はダルガイの治安が回復したと認められますので、「渡航の
   延期をお勧めします。」の対象外(「渡航の是非を検討してください。」)と
   しますが、周囲の状況には十分注意してください。)。

 (ロ)上記を除く地域
   :「渡航の是非を検討してください。」

  (a)北西辺境州(ペシャワル市を含む)
     北西辺境州に隣接する連邦直轄部族地域では、2006年9月に北ワジ
    リスタン和平合意が署名されたため、比較的小康状態を保っています
    が、銃撃、爆弾事件、テロ、軍事作戦が断続的に行われています。
     北西辺境州も、これらの影響を受けやすい地域であり、注意が必要
    です。同州の住民の多くはタリバーンに同情的であり、外国人に対す
    る感情は必ずしも良好ではありません。また、宗教上保守的な地域な
    ので、外出の際に男女共に服装に気を付けるなど現地の習慣を十分
    に尊重することが必要です。
     また、バンヌーと北ワジリスタン管区を結ぶ幹線道路では地元住民が、
    タンクと南ワジリスタン管区を結ぶ幹線道路では中国人がそれぞれ
    誘拐される事件も発生しており、全体的に情勢が不安定になっている
    と考えられます。
     2006年2月上旬には、ハングーでアシュラに際するシーア派指導者
    殉教祭行事が行われていたところ、スンニ派の自爆テロ犯とみられる
    人物が爆発事件を起こし、30人が死亡、50人が負傷しました。タンク
    では、2007年1月16日のパキスタン軍による南ワジリスタン管区の空爆
    を受けて抗議集会等が行われました。
     また、預言者ムハンマド風刺画掲載問題に関連して、2006年2月には
    全国各地で宗教政党や民衆による抗議集会・デモが発生し、ペシャ
    ワルでは2人が死亡しました。さらに2006年9月以降、ペシャワルでは
    爆弾テロ事件等が複数回発生しており、未だ収束する気配を見せて
    いません。
     なお、スワートのミンゴラは多くの日本人が訪れる観光地ですが、
    2004年11月と2005年5月に映画館でテロと見られる爆発が発生しており、
    また、近接するバジョール管区では、マドラサ(宗教学校)に対する空爆
    が行われたため抗議集会が断続的に行われており、十分な注意が必要
    です。また上記南ワジリスタン管区における空爆後の2007年1月29日、
    デラ・イスマイル・カーンで自爆テロが発生しています。

  (b)北方地域
     北方地域では、外国人(特に日本人)旅行者の数が増加傾向にあり
    ます。しかし、近年、外国人旅行者が襲われる事件が起きています。
    また、同地域は道路事情が極めて悪く、落石や土砂崩れにより旅行者
    が死亡するケースも発生しています。
     カラコルム・ハイウェイでは、特に雨期の期間(7月~8月)、土砂崩
    れ等により道路が通行止めになることがよくありますので、事前に道路
    の状況等を確認されることをお勧めします。
     ギルギットでは、学校の教育課程を巡って当局側とシーア派団体が
    衝突する事件(2004年6月、死傷者あり)、シーア派宗教指導者が銃撃
    される事件(2005年1月、死傷者あり)、シーア派学生団体と準軍隊の
    抗争(2005年10月、死傷者あり)が起き、それぞれ外出禁止令が発出
    されました。その際、外国人旅行者はギルギット市内で足止めを余儀
    なくされ、護衛車両とともにギルギット市内から退避した経緯がありま
    す。最近は小康状態を保っていますが、十分な注意が必要です。

(3)バロチスタン州

 (イ)アフガニスタンとの国境付近並びにデラ・ブグティ郡及びコールー郡
   :「渡航の延期をお勧めします。」
    (やむを得ぬ事情により滞在される方を除き、安全な場所へ
     退避することをお勧めします。)

  (a)アフガニスタンとの国境付近
     上記地域では、パキスタン軍等によるタリバーン及びアル・カーイダ
    残党の掃討作戦が行われていますので、事態が改善されるまでの間、
    いかなる目的であれ渡航は延期してください。
  (b)デラ・ブグティ郡及びコールー郡
     上記地域では、2005年12月から治安維持部隊による武装部族民の
    掃討作戦が行われてきましたが、2006年8月に同掃討作戦によりデラ
    ・ブグティ郡を領有しているブグティ部族の部族長が死亡した後、同郡
    においては、武装部族民の勢力が弱まりつつあります。しかし、コール
    ー郡においては依然として武装部族民と治安部隊との間の銃撃戦が
    続いているほか、最近ではデラ・ブグティ郡及びコールー郡の両郡に
    おいて、部族民が道路に地雷を敷設するなどのゲリラ戦を展開してお
    り、治安が悪化しておりますので、情勢が安定するまでの間、いかなる
    目的であれ渡航は延期してください。

 (ロ)上記を除く地域
   :「渡航の是非を検討してください。」

  (a)クエッタ市
     クエッタ市では、2005年中は、自転車に仕掛けられた爆弾の爆発事
    件(8月)、警察部隊に対する手榴弾投擲事件(9月)が発生しました。
    さらに2006年においても、警察学校における爆弾事件(5月)、警察署付
    近路上での爆弾事件(6月)が発生しているほか、上記ブグティ部族の
    部族長死亡事件後、クエッタ市内において、ロケット弾や手製爆弾など
    の爆発物による爆弾事件が連続的に発生している状況にあります。特
    にロケット弾事件は夜間に集中していることから、夜間の外出は真に
    やむを得ない場合を除き差し控えてください。

  (b)シンド州との州境付近
     2006年2月、シンド州との州境付近にあるハブ地区において、中国
    人技術者暗殺事件が発生し、民族主義過激組織バロチスタン解放軍
    (BLA)が犯行声明を出しています。ハブ地区においては、その後も
    海上保安庁施設での爆弾事件(7月)、バザールでの爆発事件(8月)
    等の爆弾事件が発生している状況にありますので、商用等で同地区
    に立ち入られる際には警備員を車両に同乗させるなどし、万全の警
    備を施されるようお勧めします。

  (c)上記(a)(b)を除く地域
     バロチスタン州南部のグワダルにおいては、大規模港湾計画に伴い、
    カラチ市との幹線道路が開通するなど経済活動が活発化していくと思
    われますが、同町においては2004年5月に自動車に仕掛けられた爆弾
    が爆発し、同港開発に携わっていた中国人技師3人が死亡する事件が
    発生しています。さらに、2006年7月には町内に建設中のホテルに対
    するロケット弾事件が、9月には空港警備隊敷地での手榴弾事件が発
    生していることから、周囲の状況には十分注意してください。
     なお、クエッタ市と主要幹線道路を除くバロチスタン州全域が旅
    行制限地域となっており、これらの地域へ立ち入るためには、パキ
    スタン内務省より許可を取得する必要があります。


(4)シンド州

 (イ)ジャコババード郡
   :「渡航の延期をお勧めします。」
    (やむを得ぬ事情により滞在される方を除き、安全な場所へ
     退避することをお勧めします。)

    上記地域においては、2005年12月からバロチスタン州において開始
   された掃討作戦により活動拠点を奪われた武装部族民が流入してきて
   いるため、反政府活動が多発し、2006年1月にはNGO組織メンバーが武
   装グループに襲撃されているほか、2月には旅客急行列車を狙ったと見
   られる線路爆発事件が発生し、治安が不安定となっていますので、事態
   が改善されるまでの間、いかなる目的であれ渡航は延期してください。

 (ロ)上記を除く地域
   :「渡航の是非を検討してください。」

    シンド州警察による武装強盗団(ダコイト)の掃討作戦、幹線道路に
   おけるハイウェイポリスによる警戒活動の強化などにより治安状態は以
   前と比べ、改善されてきています。これに伴い、幹線道路においては日
   中であればダコイトの被害を被る可能性は低くなっていると見られます。
   しかし、日没後は、郊外の主要幹線道路上でもダコイトが出没していま
   すので、夜間の陸路移動はできるだけ控えてください。

  (a)カラチ市
     カラチ市では、2005年に市内のシーア派モスク内での自爆事件(5
    月)、米系ファストフード店での爆破事件(9月)、PIDCビル前での爆破
    事件(11月)が発生しています。2006年には、米総領事館付近での車
    両自爆テロ事件(3月)、ムハンマド生誕祝典式場での自爆テロ事件
    (4月)のほか、シーア派指導者を狙った自爆テロ事件(7月)が発生し
    ています。今後もイスラム過激派や国際テロ組織による米国及びその
    同盟国の権益に対する攻撃、さらには宗派間抗争等が起こる可能性
    がありますので、これら事件に巻き込まれないようにするため、軍及び
    治安関係施設、モスク等の宗教関連施設、欧米関連施設その他、人
    の集まる場所には近づかないよう注意してください。
     一般犯罪については、現在、在留邦人が多数居住するカラチ市南
    部地区は厳重な警備により比較的安全は確保されていますが、その
    他の地区においては、殺人事件や強盗事件等の凶悪犯罪が多発して
    います。
     特に最近では、バイクに二人乗りした若者による路上での携帯電
    話や現金等を狙った路上強盗事件が増加しておりますので、車で移
    動する際には周囲の状況に十分注意してください。

  (b)ハイデラバード市
     ハイデラバード市郊外の他の都市に通じる主要道路上において以
    前まで発生していた武装強盗団(ダコイト)による強盗事件は、ほとん
    ど発生しておらず、治安は安定しています。しかし、夜間においては、
    強盗事件その他の犯罪の発生が懸念されることから、夜間の外出は
    避けるなどし、犯罪の被害に遭わないよう警戒する必要があります。

(5)パンジャブ州(イスラマバード首都圏を含む)
  :「十分注意してください。」

   パンジャブ州及びイスラマバード首都圏の治安情勢は、パキスタンの
  他の地域に比べ安定しています。しかし、外国人を標的としたテロ事件、
  宗教・宗派間抗争、外国人旅行者を狙った金品目的の犯罪が発生して
  いますので、常に警戒が必要です。

 (イ)イスラマバード首都圏
    外国人が標的となったテロ事件としては、2002年3月にイスラマバー
   ド市内のキリスト教会での爆発事件が挙げられます(日本人1人を含
   む相当数が死傷)。これ以降も依然としてテロリストが潜伏している
   可能性があり、繁華街等人混みを狙ったテロに警戒する必要がありま
   す。なお、2004年10月には、イスラマバード市内の最高級ホテルで爆
   発が発生し、外国人を含む7人の負傷者が出ました(当局は漏電によ
   る事故と発表)。また、2007年1月には、同ホテル職員通用口付近に
   て自爆テロが発生し、2人が死亡し、5人が負傷しましたまた、2月に
   は、イスラマバード空港において自爆テロが発生し、3人が死亡、3人
   が負傷した。
    2005年5月には市内の有名な聖者廟であるバリー・イマーム廟にて、
   年に一度のお祭り期間中に爆発事件が発生しました(死者20人以上、
   負傷者約100人、外国人の被害者なし)。このような宗教的な施設を
   訪問したり、付近に近づいたりすることで、テロ事件に巻き込まれる
   可能性も否定できません。なお、2003年12月には、ラワルピンディー
   市内でムシャラフ・パキスタン大統領を狙った暗殺未遂事件が2度発
   生し、大量の爆発物が使用されたり自爆犯による突入という攻撃手法
   が採られたりしていますので、このような事件に巻き込まれないよう
   十分な警戒が必要です。
    さらに、2006年10月4日にはイスラマバードに隣接するラワルピンデ
   ィーのアユーブ公園でロケット弾が発射され、翌5日にはイスラマバー
   ドにある大統領府、さらに、7日にはカシミールハイウェー沿いの行政
   府ビル前にもロケット弾が設置されました。幸い、死傷者等は報告さ
   れていませんが、十分な警戒が必要です。
    その他、2006年10月にはイスラマバードのF-8/3地区において銃発
   砲事件が発生しました。また、2006年、ラワルピンディー及びイスラマ
   バードに米系ファーストフード店が開店しました。ラホールでは欧米の
   シンボルとして米系ファーストフード店に対して投石、放火されたことが
   あり、ラワルピンディー及びイスラマバードにおいても注意が必要です。
    最近、市街地においても強盗や窃盗事件が頻発しています。早朝・
   深夜の外出、人通りの少ない道の通行は避けてください。

 (ロ)ラホール市
    2003年6月、ラホール市で日本人旅行者が金品強奪目的で殺害され
   る事件が発生しました。さらに、同年7月から9月にかけて日本人旅行
   者が同市内で日本語を話すパキスタン人に、ラワルピンディーまで車
   で一緒に行こうと誘われて、移動中に睡眠薬を混入した飲食物を食べ
   させられて昏睡し、金品・旅券等の所持品を奪われる事件が発生して
   いますので、見知らぬ人物には気を許さないよう十分な注意が必要で
   す。
    なお、2005年9月にはラホール市内2か所で連続爆発事件も発生し、
   また、2006年2月には予言者ムハンマドの風刺画掲載問題に関連し全
   国各地で宗教政党や民衆による抗議集会・デモが発生し、ラホール市
   では3人が死亡しています。

 (ハ)インドとの国境付近(ラホール市を除く)
    ラホール市近くのワガ国境では、外国人による陸路通過も査証を有
   していれば可能ですが、インド・パキスタン情勢が急変した場合の影
   響を受けやすいので、事前の情報収集に努めてください。なお、国境
   付近の一部地域(一般旅行者は立入りできません)においては、依然
   として地雷が埋設されたまま残っている可能性があります。

 (ニ)シンド州との州境付近
    パンジャブ州の中でもシンド州との州境付近では、武装強盗団(ダ
   コイト)が出没する可能性がありますので、特に夜間の通行は避けた
   方が無難です。

3.滞在にあたっての注意
  滞在中は、下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにして
 ください。
  また、外務省、在パキスタン日本国大使館、在カラチ日本国総領事館、
 現地関係機関等より、最新の情報を入手するよう努めてください。
  なお、パキスタンに渡航する際の一般的な注意事項、主要都市の犯罪傾
 向については、「安全対策基礎データ」をご参照ください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
 (イ)夜間の単独での外出は極力避けてください。女性が単独で渡航する
   場合は特に注意が必要です。
 (ロ)夜間に空港と市内との間を移動する場合には、タクシーや路線バスを
   利用せず、現地企業の車両やホテルの送迎バス等安全で確実な交通
   手段を確保するようにしてください。
 (ハ)長距離を移動する際には、陸路を避け空路を利用してください。特に、
   陸路による夜間の長距離移動は、武装強盗団が出没する恐れがありま
   すので、極力控えてください。必要に応じて警察当局に警備を依頼す
   る
ことをお勧めします。なお、アフガニスタンへの陸路での入国は極めて
   危険なため、厳に差し控えてください。
 (ニ)テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう最新の治安情
   勢の入手に努めてください。特に、政府機関・軍の施設、モスク、教会
   など宗教関連施設(特に、モスクで金曜集団礼拝が行われる際や聖者
   廟で大規模な祭事が催される際には一層の注意が必要です。)、欧米
   権益にはやむを得ぬ場合を除き不必要に近づかない、集会やデモが
   行われている場所にはできる限り近づかない、また、マーケット、バス
   停、映画館など人が集まる場所では警戒し、周囲の状況に注意する等、
   安全対策を十分心掛けてください。
 (ホ)大麻、アヘン、ヘロイン等の麻薬の売買、所持、使用等は法律で厳
   しく罰せられます。
 (ヘ)仏像等の骨董品の国外持ち出しは禁止されています。
 (ト)パキスタン国内では、空港、橋梁、軍事施設など写真撮影を禁止さ
   れている場所が多数存在します。

(2)長期滞在者向けの注意事項
 (イ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などで必要ですの
   で、到着後遅滞なく在パキスタン日本国大使館(パンジャブ州、北西
   辺境州、北方地域の方)、在カラチ日本国総領事館(シンド州、バロチ
   スタン州の方)に「在留届」を提出してください。また、住所その他届出
   事項に変更が生じたとき又はパキスタンを去る(一時的な旅行を除く)
   ときは、必ずその旨を届け出てください。
    なお、在留届の届出は、郵送、FAXのほか、インターネット
   ( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )によっても行うことができます。
 (ロ)自宅や職場の周辺で、不測の事態が起きた場合は、事態が鎮まるま
   でその場に待機するとともに、在パキスタン日本国大使館、もしくは在
   カラチ日本国総領事館に連絡してください。
 (ハ)使用人を雇う際は、使用人が手引きする犯罪も発生していますので、
   身元の確かな人物を雇用することが大切です。また、解雇する場合でも
   円満な形で解雇することが重要です。

(3)なお、隣国のアフガニスタン、イラン、インド、中国に対しても、各々渡航
  情報が発出されていますので、これらにも御留意ください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロに関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロに関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3679
 ○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.mofa.go.jp/anzen/
 ○在パキスタン日本国大使館
  住所:Plot No. 53-70, Ramna 5/4, Diplomatic Enclave 1,
     Islamabad, Pakistan
  電話: (92-51) 227-9320
  FAX : (92-51) 227-9340
 ○在カラチ日本国総領事館
  住所:6/2 Civil Lines, Abdullah Haroon Road, Karachi, 75530,
     Pakistan
  電話: (92-21) 522-0800
  FAX : (92-21) 522-0820
【2007/02/13 16:08 】 | アジア地域の渡航情報 パキスタン
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