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ミャンマーに対する渡航情報(危険情報)の発出
●ヤンゴン市、バゴー(ベグー)管区バゴー市とタウングー市間(両市内を含む。)
 の幹線道路付近及びその東部周辺地域、タイとの国境付近
 (シャン、カヤー、カレン、モン各州の一部)
    :「十分注意してください。」(継続)
→ 地図

1.概況
(1)2005年5月、ヤンゴン市内の貿易センターと2か所のショッピングセンターにお
  いて、ほぼ同時に爆弾事件が発生し、多数が死傷しました。また、同年10月に
  は同市中心部のホテル前において、2006年4月には同市内のミャンマー郵電
  公社(MPT)前等合計6か所において小規模な爆発事件が発生しましたが、い
  ずれも死傷者はありませんでした。さらに、2007年1月には、同市内の郵便局
  で爆弾が爆発し、1人が負傷しました。

(2)2006年1月から2007年3月にかけて、バゴー(ベグー)管区バゴー市とタウング
  ー市間(両市内を含む。)の幹線道路付近及びその東部周辺地域において、爆
  発事件が頻発しています。ミャンマー人負傷者を伴う小規模な地雷爆発事件が
  主ですが、死者を伴う爆発事件も数件発生しています。
(3)ミャンマー東部、特にシャン、カヤー、カレン、モン各州のタイとの国境付近は、
  反政府少数民族武装勢力(南部シャン州軍(SSA南)、カレンニー民族開発党
  (KNPP)、カレン民族同盟(KNU)等)の勢力範囲となっています。同地域では、
  ミャンマー国軍とKNU及びKNPPとの間で戦闘が散発しており、また、ミャンマー
  政府と和平協定を結んだ少数民族武装組織「ワ州連合軍(UWSA)」とSSA南と
  の間でも戦闘が発生しています。さらに、これらの地域においては、爆発事件
  も散発的に発生しています。

2.地域情勢
(1)ヤンゴン市
  :「十分注意してください。」

 (イ)ヤンゴン市では、2005年5月7日、タイ貿易フェアを開催していた貿易センター
   及び2つのショッピングセンター(ダゴンセンターとピー通り8マイルジャンクション
   のシティーマート)の3か所で、ほぼ同時に爆弾事件が発生し、ミャンマー政府
   の発表によれば23人が死亡、173人が負傷しました。
    同年10月21日にも、同市中心部に位置するトレーダーズホテル前において、
   小型爆弾1発が爆発しました(ミャンマー政府によると、死傷者はない模様)。
    2006年4月20日早朝、同市内のミャンマー郵電公社(MPT)前等合計6か所で
   死傷者のない小規模な爆発が発生し、建物の窓などに僅かな損傷が生じました。
    2007年1月15日昼頃、同市内バハン地区のユザナ・タワー1階にある郵便局で
   警察宛の郵便物に入った小型爆弾が爆発し、1人が負傷しました。
 (ロ)ミャンマー政府はいずれの事件も反政府武装勢力の犯行によるものとしていま
   すが、詳細については不明です。ヤンゴンにおける爆弾事件は人の殺傷を目的
   としない小規模なものが主ですが、2005年5月の事件のように、一般市民が巻き
   込まれる可能性の高い場所、時間帯を選んで犯行が行われている場合もあり、
   今後も同様の事件が発生する可能性は排除できません。

   つきましては、ヤンゴン市へ渡航・滞在を予定されている方は、在ミャンマー日本
  国大使館、現地関係機関等から最新情報の入手に努め、身の周りの安全に十分
  注意してください。

(2)バゴー(ベグー)管区バゴー市とタウングー市間(両市内を含む。)
  の幹線道路付近及びその東部周辺地域
  :「十分注意してください。」

 (イ)2006年1月には、バゴー管区バゴー市の高校及び銀行付近、同管区タウングー
   市の駅において小規模な爆発事件が発生(いずれも死傷者なし)したほか、同管
   区ピュー市の市場において不審な小包が発見される事件が発生しています。
    同年3月には、同管区タウングー市の高校及び大型変圧器付近において小規
   模な爆弾事件が発生(死傷者なし)しました。
    また、同年4月から10月には同管区バゴー市とタウングー市間の幹線道路付近
   及びその東部周辺地域の大型変圧器付近や森林、農園等において爆弾事件及
   び地雷爆発事件が計13件発生し、ミャンマー人3人が死亡、14人が負傷し、2007
   年1月から3月にかけて、同様の事件が21件発生し、ミャンマー人2人が死亡、23
   人が負傷しました。
 (ロ)上記爆発事件の傾向としては、地雷による小規模なものが多く、また、主に大型
   変圧器付近や森林、農園等、一般的に日本人が立ち寄る可能性の低い場所で発
   生していますが、このような場所に不必要に立ち入らない等注意が必要です。
    また、件数は少ないながら駅や市場等、一般市民が巻き込まれる可能性の高い
   場所においても犯行が行われており、今後も同様の事件が発生する可能性は排
   除できません。

   つきましては、バゴー(ベグー)管区バゴー市とタウングー市間(両市内を含む。)
  の幹線道路付近及びその東部周辺地域へ渡航・滞在を予定されている方は、在ミ
  ャンマー日本国大使館、現地関係機関等から最新情報の入手に努め、身の周りの
  安全に十分注意してください。

(3)タイとの国境付近(シャン、カヤー、カレン、モン各州の一部)
  :「十分注意してください。」

 (イ)カレン州及びモン州のタイとの国境付近では、KNUとミャンマー国軍との間で、
   また、カヤー州のタイとの国境付近ではKNPPとミャンマー国軍との間で戦闘が
   散発しているほか、シャン州南部のタイとの国境付近ではSSA南とUWSA又は
   ミャンマー国軍との間で小規模な戦闘が時々発生しています。
 (ロ)2006年2月にカレン州東部ミャワディにおいて小規模な爆発事件が発生し(死
   傷者なし)、同年3月にはカヤー州ロイコー市ゼーパイン地区の市場において
   不審物が発見される事件が発生しました。また、同年12月には、地雷爆発事件
   がシャン州マインピャッ地区及びチャインラッ地区にて2件、カレン州タウンダウン
   ジー地区で1件発生し、計7人が死亡、5人が負傷しました。さらに、同様の事件
   が2007年1月にカレン州ミャワディで発生し、ミャンマー人1人が負傷しました。
 (ハ)今後もタイとの国境付近では、こうしたミャンマー国軍と反政府武装勢力の間
   の衝突及び反政府武装勢力によるとみられる爆発事件等の発生が懸念され、
   治安情勢は依然として不安定な状況にあります。

   つきましては、タイとの国境付近へ渡航・滞在を予定されている方は、在ミャンマ
   ー日本国大使館、現地関係機関等から最新情報の入手に努め、身の周りの安
   全に十分注意してください。

3.滞在に当たっての注意
  滞在中は、下記事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、
 外務省、在ミャンマー日本国大使館、現地関係機関等より最新情報を入手するよう
 努めてください。

(1)テロや不測の事態に巻き込まれることのないよう、標的となる可能性のある政府機
  関、軍・警察関連施設には近づかない、ショッピングセンター、市場、映画館等これ
  まで爆弾事件が発生した施設への訪問はできる限り避ける、その他、人の多く集ま
  る場所では周囲の状況に注意を払うなど安全確保に十分注意を払ってください。ま
  た、不測の事態に備えて、2005年10月19日付け広域情報「爆弾テロ事件に関する
  注意事項」、パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策Q&A」及び同「海外へ進出す
  る日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
  ( http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載)を参考にして、適切な
  安全対策をとるよう心掛けてください。

(2)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要ですので、到着後遅
  滞なく在ミャンマー日本国大使館へ「在留届」を提出してください。また、届出事項
  に変更が生じたとき又はミャンマーから去る(一時的な旅行を除く)ときは、その旨
  を届け出てください。
   なお、在留届の届出は、郵送、ファックスの他、インターネットによっても行うこと
  ができます。( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )

4.隣国のインド、バングラデシュ、中国、ラオス、タイに対して、別途危険情報が発出
 されていますので、同情報の内容にも御留意ください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3678
 ○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
 ○在ミャンマー日本国大使館
  住所:No.100, Natmauk Road, Bahan Township, Yangon,
     The Union of Myanmar
  電話: (95-1) 549644~8
  FAX : (95-1) 549643
【2007/04/17 13:34 】 | アジア地域の渡航情報 ミャンマー
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