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グアテマラに対する渡航情報(危険情報)の発出
●全土:「十分注意してください。」(継続)
                                      → 地図

1.概況
(1)グアテマラにおいては、1996年12月に和平協定が署名され内戦は終結
  しましたが、殺人事件を始め一般犯罪が多発しており、治安は依然とし
  て深刻な状況にあります。現政権は政権発足当初よりの重点政策として
  「治安の回復」を挙げ、国家文民警察(PNC)改革、青少年凶悪犯罪集団
  「マラス」対策、麻薬犯罪組織対策、軍との共同パトロール、汚職警察官
  の排除等の治安対策に積極的に取り組んでいますが、PNCの調べによ
  ると2006年の犯罪被害による死亡者数は5,885人(前年比10.2%増)に上
  り、一向に回復の兆しが見られません。
(2)マラスによる麻薬関連犯罪、一般人に対する強盗、グループ間の抗争
  は増加しており(殺人事件の40%はマラス・グループ間の抗争、25%は
  麻薬密輸組織間の抗争)、銃器による犯罪も増加しています(銃器殺人
  の被害者数は4,610人、殺人被害者総数の78%)。

(3)グアテマラでは、憲法で市民の銃器所持が認められており、現在、274,
  177丁の銃器が正規に登録されています。一方、国連等の発表によると、
  グアテマラは中米の中で最も多い150万丁もの違法銃器が出回っ
  ている
と推測されており、国内の銃の約85%が違法銃器であるという
  ことになります。闇市場で流通している銃器は、内戦時代に使用されて
  いたもののほか、国外から密輸入されたものや個人、軍・警察などから
  盗み出されたものです。政府は、銃器に関する法整備を実行中ですが、
  未だ違法銃器の取締りが十分実施されておらず、今後更に銃器による
  犯罪が増加するおそれがあります。

2.地域情勢:「十分注意してください。」

  特に下記地域においては、殺人、強盗、スリ、ひったくり、女性への暴行
 等が頻発していますので、同地域内での行動には十分注意してください。
 2006年の地域別犯罪発生状況については、首都のグアテマラ市が圧倒的
 に多く全犯罪の約47.5%、次いで首都の南側に隣接するエスクイントラ県
 が6.83%、国内第2の都市ケツァルテナンゴのあるケツァルテナンゴ県が4.
 44%となっています。また、犯罪発生率についても首都が最も高く、次いで
 エスクイントラ県、サカテペケス県となっています。特に首都の犯罪発生率
 は非常に高く、殺人事件による被害者数は2,460人に上り、殺人事件の犯
 罪発生率は人口比で日本の約77倍にもなります。

(1)グアテマラ県グアテマラ市
 (イ)グアテマラ市第3区には麻薬犯罪組織やマラスが存在し、麻薬関連犯
   罪や銃器を使用した犯罪が多発しています。
 (ロ)グアテマラ市第6、7、12、18、21区にはマラスが多数存在し、グループ
   間の抗争による殺人、傷害、暴行のほか住民や通行人に対する殺人、
   傷害、強盗、恐喝などの凶悪犯罪が多発しています。また、マラスの構
   成員は麻薬の密売を行ったり、自ら使用したりしており麻薬関連犯罪も
   多発しています。
 (ハ)グアテマラ市第1、4区は旧市街地であり、公共機関、商業施設、長距
   離バスの発着所などが所在し、多くの人が訪れる地域です。同地域は
   路上強盗や商業施設に対する強盗が多発しており危険です。2005年8
   月には、日本人旅行者が長距離バスの乗換えのためにタクシーを利用
   したところ、人気のない路地に連れ込まれ、待ち受けていた強盗団に襲
   われ、所持品全てを奪われる事件が発生しました。
 (ニ)グアテマラ市第1、2、4、7、9区には、ディスコ、バー、風俗店等が存在
   し、若者が多く集まる地域です。同地域では一般客同士の喧嘩やマラス
   のグループ間抗争で銃器による殺人事件も頻発しています。また、路上
   駐車の車両を狙った窃盗も多発しています。
 (ホ)グアテマラ市第5、8、11、17、19、24、25区全域、第6区南部、第7区南
   東部、第12区南部、第13区南部、第14区南西部には、貧民街(谷や崖
   などの未開発地域や廃線となった鉄道の敷地を低所得者が不法占拠し
   住みついている)が存在し、殺人、強盗等の凶悪犯罪が多発しています。
 (ヘ)グアテマラ市第13区アウロラ国際空港周辺では、空港利用者を狙った
   強盗事件が多発しています。空港施設内に荷物をチェックし実行犯に伝
   達する連絡役がおり、パソコンなどの高額電子機器を持っている人に狙
   いをつけて襲撃し、車両と荷物を奪い取るという手口です。
 (ト)上記以外の地区においても凶悪事件が発生しており、注意が必要です。
   2006年12月には第10区にある日本企業事務所が強盗に押し入られ、警
   備員1人が射殺されるという事件が発生しました。
 (チ)グアテマラ市内の特に危険な地域に関する詳しい情報は、在グアテマ
   ラ日本国大使館ホームページに掲載しておりますので、グアテマラ市に
   渡航・滞在を予定されている方はそちらも御参照ください。
   ( http://www.gt.emb-japan.go.jp/ )

(2)グアテマラ県ミスコ市及びビジャ・ヌエバ市
   両市には、マラスが多数存在し、銃器を使用した殺人・強盗など凶悪犯
  罪が多発しています。

(3)エスクイントラ県エスクイントラ市
 (イ)エスクイントラ市には、麻薬犯罪組織やマラスが多数存在し、銃器を使
   用した殺人、強盗など凶悪犯罪が多発しています
 (ロ)国家文民警察が発表した2006年の犯罪統計によると、県別の犯罪発生
   状況ではエスクイントラ県はグアテマラ県に次いで多く、全犯罪の6.83%
   を占めており、犯罪発生率(人口10万人当たりの犯罪発生件数)も391.28
   件で第2位であり、そのほとんどがエスクイントラ市に集中しています。

(4)ケツァルテナンゴ県コアテペケ市
   コアテペケ市は、グアテマラ・メキシコ間の陸上交通の要所であり、多くの
  外国人が滞在しており、麻薬や銃器が多く出回っています。また、地域住民
  は気性が激しく殺人事件が多発しています。

(5)国境地域
   国境地域は麻薬組織、強盗団、不法入国者等による犯罪が多く、治安当
  局による取締りが十分に行われておらず、全般的に治安が悪い状況が続
  いています。特にエルサルバドルとの国境は人や物の交流が多く、犯罪も
  多発しています。また、グアテマラと隣接するメキシコ南部チアパス州には、
  反政府組織サパティスタ民族解放軍(EZLN)が存在し、国境地域の密
  林地帯で活動しています。資金稼ぎのために旅行者等を対象として強盗、
  誘拐を行う可能性もあり危険です。したがって、国境地域への渡航もしくは
  陸路での出国を検討されている方は、十分な安全対策を講じるようお勧め
  します。

3.滞在に当たっての注意
  滞在中は上記情勢および次の事項に十分注意して行動し、危険を避けるよ
 うにしてください。さらに、外務省、在グアテマラ日本国大使館、現地関係機関
 より最新の情報を入手するようにしてください。
  現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到
 着後遅滞なく在グアテマラ日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、
 住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はグアテマラを去る(一時的な
 旅行を除く)ときは、必ずその旨を届け出てください。なお、在留届の届出は、
 郵送、FAXのほか、インターネット ( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )によっ
 ても行うことができます。

(1)単独行動をしないでください。(特に登山や遊泳、散策等)

(2)夜間は外出しないでください。

(3)屋外を徒歩で移動しないでください。(たとえ近距離でも車両で移動してくだ
  さい。徒歩で移動する人は強盗犯の格好の餌食となります。特に、ホテル周
  辺などは観光客を狙った犯罪が多発しています。)

(4)バスは利用しないでください。(バス内での犯罪が多発しています。
  特に、夜間及び早朝の便、頻繁に停車し乗降客が多い便での強盗、スリが
 多く、また、眠っている間にスリ被害に遭うケースが多発しています。首都圏
 においては、大きなホテルに所属しているタクシーまたは料金メーターのつい
 ているタクシー(TAXI AMARILLO社:電話(国内)2475-9595等)を利用し、流
 しのタクシーは利用しないでください。長距離の移動の際は、「カミオネタ」や
 「コリエンテ」と呼ばれる二等バスを避け、比較的安全な旅行会社等のシャト
 ルバス又は「プルマン」と呼ばれる一等バスを利用し、夜間及び早朝の移動
 は避け、車内では居眠りをしないようにしてください。)

(5)外出時は所持金を分散し、高価なサングラスや時計、アクセサリーなどを
  身に着けないでください。また、携帯電話の窃盗、強盗も多発していますの
  で、携帯電話は目立たないように携行し、バス内では電源を切るか着信音
  が鳴らないように設定してください。

(6)施錠設備の整っていない宿泊施設での窃盗被害が多発しています。部屋
  の鍵が南京錠のみの所や貴重品用セーフティボックスの無い施設はできる
  だけ利用しないでください。やむを得ず利用する場合、外出時は貴重品を
  携行してください。

(7)強盗に遭った場合は生命を第一に考え、絶対に抵抗しないでください。銃
  器を持った強盗が増加しており、安易に発砲する場合が多いので、要求に
  は素直に応じるようにしてください。また、金目のものを何も所持していない
  場合、逆上して腹いせに発砲するケースもありますので、100ケッツアル程
  度(約1,500円)の現金を常に持ち歩くようにしておいたほうが良いでしょう。
  その際、クレジットカードや多額の現金等を入れた財布とは別の財布に入
  れ、財布ごと渡せるようにしておくと被害を最小限にとどめられると思われ
  ます。また、渡す際には自ら衣服のポケットやバックから取り出そうとする
  と、武器を取り出すと誤解され、発砲されるおそれがありますので、財布の
  所在を伝え犯人に取らせるようにしたほうが良いでしょう。

(8)見知らぬ人から勧められた飲食物を不用意に口にしないでください。
  旅行者などに親しげに話しかけ、睡眠薬を混入した飲食物を与え、旅行者
  が意識を失った隙に金品を強奪する睡眠薬強盗が観光地やバス内で発生
  しています。このような犯罪に使用される薬は強力で、後遺症が残る、ある
  いは死に至る場合もありますので、十分注意が必要です。

(9)旅行制限は特にありませんが、先住民の人たちが多く住んでいる地域で
  は排他的な面もあり、また、警察官の数も少ないので、行動には十分注意
  することが必要です。

(10)軍事施設及び国境付近では、写真撮影が禁じられています。

(11)首都第1区周辺では、外国人に対する闇両替の誘いがありますが、闇両
   替は禁止されています。また、交換のために別の場所に案内され、強盗
   に遭った例もありますので、闇両替には絶対にかかわらず、両替は、ホテ
   ルや銀行で行うようにしてください。

(12)麻薬類を所持、使用、売買した場合は、20年以下の禁固刑に処せられま
   す。なお、グアテマラでは麻薬関係の犯罪には保釈制度はありません。
   最近では、外国人旅行者が観光地において、麻薬類の使用、売買等を行
   っているとの情報もありますが、興味本位でこれに手を出すような軽率な
   行動は絶対に避けてください。

(13)酒類の販売、飲酒には厳しい制限と罰則が設けられています。
 (イ)禁止事項
  ・午前1時から午前7時まで、飲食店等の商業施設(ホテル、レストラン、バー、
   ディスコ等)における酒類の販売及び飲酒。
  ・午後9時から翌朝午前7時まで、販売店等の商業施設(スーパーマーケット、
   雑貨屋、コンビニエンスストア)等における酒類の販売。
 (ロ)上記禁止事項に違反した場合の罰則
  ・商業施設の経営者:営業許可取消、10万ケッツアル(約150万円)の罰金
  ・個人(従業員、消費者):5千ケッツアル(約7万5千円)の罰金
 (ハ)その他、公共の場及びその近隣では常時飲酒が禁じられており、違反す
   ると5千ケッツアル(約7万5千円)の罰金が科されます。

(14)道路事情については、現在国内各所の幹線道路において補修工事がな
   されており、渋滞や交通事故が多発しています。車両で地方に移動する際
   は時間に余裕を持って行動するとともに、路面状況をよく確認して運行して
   ください。特に雨季には工事区間に限らず舗装に穴が空いていることが散
   見されますのでご注意ください。また、一般的に運転マナーが悪く、速度超
   過、飲酒運転、方向指示器による合図なしに進路変更する者、整備不良
   (ライトやミラーの故障)のまま走行する者が多く、運転時は十分注意する
   ことが必要です。

(15)出入国に関するトラブルが頻発しています。次の事項にご注意ください。
 (イ)入国審査
    最近、偽変造日本旅券を使ってグアテマラに入国しようとする東洋人が多
   く摘発されており、入国審査が厳しくなっています。入国審査官のスペイン語
   又は英語による質問(渡航目的、滞在予定、宿泊先等)に対して適切に回答
   できるように準備しておくとともに、団体の場合はなるべくまとまって行動する
   ように心掛けてください。
 (ロ)中米4か国間出入国手続の緩和
    2006年6月より、中米4か国(グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグア、ホン
   ジュラス)間を陸路で移動する場合、出入国スタンプの押印を省略する措置
   がとられていますが、メキシコやベリーズへ陸路で出国する際、入国スタン
   プがないことを理由に200ケッツアル(約3,000円)の罰金を請求されるケース
   があります。この場合、罰金を支払う必要はありませんので、係官にエルサ
   ルバドル、ニカラグア又はホンジュラスから陸路で入国した旨を告げてください。
 (ハ)無査証入国時の滞在期間
    無査証で入国した場合の滞在期間については最長原則90日間と定められ
   ていますが、中米4か国での合計滞在日数ですので御注意ください。
 (ニ)麻薬の運び屋
    最近、日本への渡航者がアウロラ国際空港において荷物の一時預かりや
   日本国内での配送などを依頼されるケースが発生しています。
    「麻薬の運び屋」として利用される可能性がありますので、内容物の分か
   らない荷物を預かることは厳に控えてください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3496
 ○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.mofa.go.jp/anzen/
 ○在グアテマラ日本国大使館
  住所:10 Piso, Edificio Torre Internacional, Avenida Reforma,
     16-85, Zona 10, Ciudad de Guatemala, 01010 Guatemala, C.A.
  電話: (502) 2382-7300
  FAX : (502) 2382-7310

テーマ:渡航情報、危険情報 - ジャンル:海外情報

【2007/03/20 00:33 】 | 中南米地域の渡航情報 グアテマラ
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