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フィリピンに対する渡航情報(危険情報)の発出
ミンダナオ地域(南ザンボアンガ州、北ザンボアンガ州、ザンボアンガ
 ・シブガイ州、西ミサミス州、南ラナオ州、北ラナオ州、北コタバト州、
 マギンダナオ州、シャリフ・カブンスアン州、スルタン・クダラット州、バ
 シラン州、スールー州及びタウイタウイ州)(周辺海域を含む)

    :「渡航の延期をお勧めします。」(一部引き上げ)
ミンダナオ地域の中で上記以外の地域(ダバオ市を除く)及びパラワン
  州
(最北部を除く)(周辺海域を含む)
    :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●上記以外の全地域(マニラ首都圏を含む)
    :「十分注意してください。」(継続)
                                → 地図1、 地図2

1.概況
(1)テロ情勢
   イスラム系反政府勢力(モロ・イスラム解放戦線(MILF)、モロ民族放戦
  線ミスワリ派(MNLF-MG)、アブ・サヤフ・グループ(ASG)、ラジャ・ソレイ
  マン・イスラム運動(RSIM)等)や共産系反政府勢力(新人民軍(NPA)等)
  が無差別爆弾事件、身代金目的誘拐事件等のテロ活動や「宗教税」や
  「革命税」を徴収するとの名目での恐喝行為を組織的に行っています。
  また、東南アジアの地域テロ組織であるジュマ・イスラミーヤ(JI)は、ミン
  ダナオ地域にも拠点を有し、フィリピン固有のイスラム系反政府勢力と連
  携しながら、テロ活動や軍事訓練を行っているとされています。2005年2
  月にマニラ首都圏マカティ市及びミンダナオ島において無差別連続爆弾
  事件が発生して以降、都市部においては大規模なテロ事件は発生してい
  ませんが、2006年10月及び2007年1月にミンダナオ地域で爆弾テロ事件
  が発生し、2007年5月8日にもスルタン・クダラット州タクロン市にて多数の
  死傷者が出た爆弾テロ事件が発生しており、引き続き高いレベルの警戒
  が必要です。
(2)中間選挙前後の治安情勢
   中間選挙(2007年5月14日投票予定)に向けた選挙運動が過熱化し、選
  挙後も大勢が判明するまでの間は治安情勢が不安定化する可能性があり
  ます。報道によれば、既に候補者等約100人が殺害されていますので、選
  挙集会や選挙関連のデモ、不特定多数の人が多く集まる場所には近寄ら
  ない等の注意が必要です。

(3)日本人を狙った犯罪
   2006年中に強盗等によって日本人が死傷した事件が6件発生するなど、
  引き続き日本人が被害者となる凶悪犯罪が発生しており、睡眠薬強盗や
  買春行為絡みの恐喝なども頻発しています。また、外国人を狙った誘拐
  の脅威が全国的に高いので注意が必要です。

2.地域情勢
(1)ミンダナオ地域(南ザンボアンガ州、北ザンボアンガ州、ザンボアン
  ガ・シブガイ州、西ミサミス州、南ラナオ州、北ラナオ州、北コタバト州、
  マギンダナオ州、シャリフ・カブンスアン州、スルタン・クダラット州、
  バシラン州、スールー州及びタウイタウイ州)(周辺海域を含む)

  :「渡航の延期をお勧めします。」

   これら地域には、ASG、MILF、MNLF-MGの他、ペンタゴン・グループ(MI
  LFと関係があるとされている犯罪集団)等の活動が認められます。特に、
  最近では、2007年5月8日にミンダナオ島スルタン・クダラット州タクロン市
  にて多数の死傷を出す爆弾事件が発生しており、テロ・グループの関与を
  指摘する報道もあり、注意が必要です。
   ASGは、ミンダナオ島中部・西部、バシラン島、スールー諸島及びその周
  辺海域において、キリスト教徒や富裕層(外国人を含む)を標的とする営利
  目的誘拐、強盗、無差別爆弾テロ等を実行しています。また、国軍等による
  掃討作戦の結果、2007年1月には指導者であるカダフィ・ジャンジャラニの
  死亡が確認される等、その勢力は減退しているとされる一方で、2007年4月
  にはホロ島で道路工事作業員等7人がASGによって拉致され、3日後に全員
  が斬首されるという事件も発生しており、ASGの活動には今後も注意が必要
  です。
   MILFは、ミンダナオ島中部を拠点に、国軍、警察等に対する襲撃、無差別
  爆弾テロ、営利目的誘拐等を実行してきています。2003年7月にフィリピン政
  府と停戦協定を締結して以降は、MILF主導による大規模なテロ事件はみら
  れないものの、2006年10月にコタバト市他で発生した連続爆弾テロ事件、並
  びに、2007年1月にジェネラルサントス市、キダパワン市及びコタバト市で発
  生した連続爆弾テロ事件には、MILFの一部過激派が関与したとされるなど、
  引き続き注意が必要です。
   MNLF-MGについては、その一部が2007年4月に国軍と銃撃戦を起こした
  ほか、ASGと共同してテロ行動を計画しているという情報があります。
   ペンタゴン・グループは、ミンダナオ島中部を中心に誘拐や企業恐喝等を
  行っています。
   これら地域においては、今後もテロ等の発生の可能性が否定できません
  ので、これら地域(周辺海域を含む)への渡航に関しては、目的の如何を問
  わず延期をお勧めします。

(2)ミンダナオ地域の中で上記(1)以外の地域(ダバオ市を除く)及び
  パラワン州(最北部を除く)(周辺海域を含む)
  :「渡航の是非を検討してください。」

 (イ)ミンダナオ地域の中で上記(1)以外の地域(ダバオ市を除く)
   (周辺海域を含む)
    ミンダナオ島東北部では主に共産系反政府勢力の活動が、また、ミンダ
   ナオ島南部では主にMILF等のイスラム系反政府勢力の活動が認められ
   ます。フィリピン政府が鉱工業分野を外国企業に開放しようとしていること
   に反発して、共産党系反政府勢力の活動も活発化しています。これらに
   よるテロや誘拐等不測の事態が発生する可能性もあります。
    2007年1月には、ジェネラルサントス市の公設市場で爆弾が爆発し、6人
   が死亡、22人が負傷する事件が発生しています。
    つきましては、これらの地域(周辺海域を含む)に渡航を予定されている
   方は、渡航の是非を含め自らの安全につき真剣に検討され、渡航する場
   合には、安全確保のため十分な準備をされるようお勧めします。
 (ロ)パラワン州(最北部を除く)(周辺海域を含む)
    2001年5月にパラワン州中部のリゾート地において外国人誘拐事件を起
   こしたASGは、フィリピン政府の掃討作戦により勢力は衰えつつあります
   が、2003年10月にはマレーシアのサバ州東海岸にあるリゾートホテルを
   武装集団が急襲して外国人従業員を拉致する事件が発生し、2004年2月
   にはASGの犯行と思われる漁船等の拿捕事件等が発生しています。また、
   ASGについては、上記2.(1)のように最近の活動も認められていることか
   ら、パラワン州及び周辺海域においても引き続き注意が必要な状況です。
    つきましては、これらの地域(周辺海域を含む)への渡航を予定されてい
   る方は、最新の現地治安情勢について情報収集するとともに、渡航の是非
   を含め自らの安全につき真剣に検討され、渡航する場合には、安全確保の
   ため十分な準備をされることをお勧めします。

(3)上記地域以外の全地域(マニラ首都圏を含む)
  :「十分注意してください。」

 (イ)ルソン島全域(マニラ首都圏を含む)
    2006年には、主にマニラ首都圏及びその近郊において、邦人に対す
   る殺人事件が6件(未遂含む)発生しています。また、邦人旅行者を対
   象にした睡眠薬強盗や詐欺事件等も引き続き発生しています。
    2005年2月14日にマカティ市アヤラ駅付近でバス1台が爆発し、付近
   の2台のバスが炎上するという事件が発生(6人死亡、70人以上が負
   傷)した後は、大規模なテロ事件は発生していませんが、2006年6月6
   日から13日にかけて、マニラ首都圏で小規模な爆発事件が発生してい
   ます。なお、RSIM(一部のイスラム改宗者から構成される過激派。ル
   ソン島を拠点)については、指導者を含む幹部の逮捕等の結果、その
   勢力は衰えてはいるものの、今後ともその動向には注意が必要です。
    また、2007年5月14日の中間選挙を前に、候補者が殺害されるような
   選挙がらみの暴力事件がルソン島全域に亘って発生しており、選挙期
   間中及び選挙後大勢が判明するまでの当分の間は、このような選挙が
   らみの暴力事件が発生する可能性があります。
    反政府共産勢力の軍事部門である新人民軍(NPA)は、山間部を中心
   に全国的な活動が確認されており、社会不安をあおるためのテロ行為
   (政府関係施設や発電所等の公共施設への攻撃)を行っています。特
   に、選挙に向けて、選挙関係者から、立候補の「許可手数料」を徴収
   するとの名目で恐喝行為等の活動も活発化させています。
    つきましては、マニラ首都圏を中心とするルソン島全域に渡航を予
   定されている方は、下記3.の注意事項も参考にしつつ、NPAが主に活
   動している山間部の移動を避ける、最新の現地治安情勢について情報
   収集する、現地報道等にも注意を払う等により、犯罪や事件に巻き込
   まれないよう十分注意してください。
 (ロ)ビサヤ地域(セブ島(マクタン島を含む)、ボホール島、レイテ島、サマ
   ール島、マスバテ島)
    セブ島は、従来より、フィリピンの他の地域と比べて比較的安全な地
   域といわれてきましたが、2003年には、邦人が被害者となった誘拐や
   殺人事件も発生しており、十分な注意が必要です。また、ボホール島、
   レイテ島及びサマール島の各島については、観光地や主要都市を除く
   と、依然として治安情勢が不透明な状況にありますので、注意が必要
   です。
    つきましては、セブ島をはじめとするこれらの地域に所在する島の
   中には、有名なリゾート地が多数ありますが、これらの地域への渡航
   にあたっては、現地の治安情報に注意を払い、不測の事態に遭わない
   よう十分注意してください。
 (ハ)パラワン州最北部
    パラワン州最北部からカラミアン諸島、クヨ諸島にかけては、多くの
   有名リゾートが点在しており、ASG等反政府勢力によるテロ攻撃の可
   能性は否定できません。しかしながら、これら地域においては、パラ
   ワン島北西部沖に位置する天然ガス田についてフィリピン国軍が厳重
   な警戒を行っていること、多くのリゾートが国軍や国家警察等と協力
   しつつ独自の安全対策を行っていること等により、パラワン州の中で
   も比較的安全確保が図られている状況にあります。
    つきましては、これら地域への渡航に際しては、十分に信頼できる
   旅行エージェントを選ぶとともに、現地の治安情報に注意を払う等に
   より、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
 (ニ)ミンドロ島、パナイ島、ネグロス島及びボラカイ島
    パナイ島及びネグロス島については、反政府共産勢力の活動地域と
   認知されているものの、比較的治安が安定している地域もあり、また、
   ボラカイ島に位置する有名リゾートの中には、フィリピン当局やリゾート
   の自助努力により安全確保を図っている例も多く見受けられます。他方、
   ミンドロ島については、NPAの活動が依然として活発であることから、島
   内の移動にあたっては、注意が必要です。
    つきましては、これら地域への渡航に際しては、十分に信頼できる旅
   行エージェントを選定し、現地の治安情報の収集に努め、また、NPAが
   活動する山間部の移動を避ける、ミンダナオ島に相対する地域やスー
   ルー海に面する地域では特に注意する等により、不測の事態に遭わな
   いよう十分注意してください。
 (ホ)ダバオ市
    ダバオ市については、2003年3月にダバオ国際空港及びダバオ市近郊
   のダグム町における連続爆弾テロ事件及び同年4月にササ港における爆
   弾テロ事件等が相次いで発生しました。また、2005年2月14日には、バ
   スターミナルにて爆弾が爆発し、1人が死亡し、約20人が負傷する事件
   が発生しています。
    つきましては、同市への渡航を予定されている方は、現地の治安情報
   の収集に努め、公共施設、宗教施設や不特定多数の人が集まる場所に
   近づく際には警戒し、不測の事態に遭わないよう十分注意してください。

3.滞在にあたっての注意
  滞在中は以下の事項及び≪安全対策基礎データ≫を参考にし、危険を
 避けるよう十分注意して行動してください。万一に備え、渡航に先立って海
 外旅行傷害保険に入っておくことを強くお勧めします。また、外務省、在フ
 ィリピン日本国大使館、在セブ出張駐在官事務所、在ダバオ出張駐在官事
 務所、現地関係機関等より最新情報を入手するよう努めてください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
 (イ)昨今のフィリピンにおける政治情勢を踏まえ、政治的な集会やデモ
   等には近寄らないようにしてください。
 (ロ)フィリピンにおける一般犯罪は、日本に比べ、殺人、強盗、婦女暴行等
   の凶悪事件の割合が高いのが特徴です。一般的に日本人は裕福と見
   られるため、強盗、窃盗等の標的になる可能性は、他の諸外国人と比べ
   ても高いと考えられます。主な具体的注意事項は次のとおりです。
   ●人通りの少ない所やスラム街等の危険地帯へ立ち入らない。
   ●夜間の一人歩きは避ける。
   ●夜間の移動は自家用車か、信頼のできるホテル等と契約しているタ
    クシーを利用する。
   ●周囲の雰囲気に溶け込むような服装を選択し、人目を引く立ち振る
    舞いは厳に慎む。
   ●山間部や地方への旅行は、事前に安全情報を収集した上で実施する。
 (ハ)フィリピンでは、火山や台風等の自然災害の発生も少なくありません。
   2006年は、アルバイ州のマヨン山及びソルソゴン州のブルサン山での火
   山活動が認められ、一時近隣住民が避難する事態となりました。また、
   2004年秋以降、ほぼ毎年、相次いで台風がフィリピンに上陸し、主にルソ
   ン島を中心に甚大な被害を及ぼし、昨年も1,000人を超える死者を出しま
   した。2006年2月には南レイテ州ギンサウゴン村で豪雨による大規模な地
   滑りが発生し、1,500人以上が死亡・行方不明となり、同年9月から12月に
   は複数の台風がマニラ首都圏を含むフィリピン北部・中部に上陸し、多大
   な被害をもたらしました。これらについては、スポット情報等を通じても注
   意喚起を行ってきていますが、日頃から自然災害に備えた準備を心がけ
   てください。
 (ニ)テロの標的とならないよう以下の点に注意してください。
   ●外国人や不特定多数の人が集まる場所(公共施設、レストラン、ショッ
    ピングモール、デパート、カフェ、ナイト・クラブ等)及び主要外国関連施
    設(例えば各国の在外公館、主要企業関連施設)にはできる限り近づか
    ず、やむを得ない場合にもそうした場所では絶えず警戒する。
   ●公共輸送機関の利用は極力避ける。
 (ホ)誘拐の被害を未然に防ぐため、「目立たない」「用心を怠らない」「行動を
   予知されない」の3原則を守るようにしてください。(詳細はホームページ:
   http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html を参照してください。)

(2)観光旅行者向けの注意事項
   観光旅行の際には、旅行社の選定に十分注意を払うなど準備段階から
  安全面での注意を怠らないようにしてください。また、国内の移動にあたっ
  ては、鉄道、バス、ジプニー、トライシクル(三輪車)や船舶等、公共の輸
  送手段は信頼性に欠ける場合が多々ありますので、安易な利用は避けて
  ください。特に、空港から市内への移動は、信頼のできるホテル等と契約
  しているタクシーを利用するようにしてください。
   なお、マニラ首都圏については、スリ、引ったくりや睡眠薬強盗等の一般
  犯罪が依然として多発していますので、犯罪に巻き込まれないよう十分注
  意してください。

(3)長期滞在者向けの注意事項
   現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、
  到着後遅滞なく滞在される場所を管轄する在フィリピン日本国大使館、
  在セブ出張駐在官事務所、または在ダバオ出張駐在官事務所に「在留
  届」を提出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じた
  とき又はフィリピンを去る(一時的な旅行を除く)ときは、必ずその旨を届け
  出てください。
   なお、在留届の届出は、郵送、FAXのほか、インターネットによっても行
  うことができますす。 ( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3678
 ○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
 ○在フィリピン日本国大使館(在マニラ日本国総領事館兼任)
  住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City, Metro Manila, 1300,
     Philippines
  電話: (63-2) 551-5710
  FAX : (63-2) 551-5780
 ○在セブ出張駐在官事務所
  住所:7F, Keppel Center, Samar Loop cor. Cardinal Rosales Avenue,
      Cebu Business Park, Cebu City, Philippines
  電話: (63-32) 231-7321
  FAX : (63-32) 231-6843
 ○在ダバオ出張駐在官事務所
  住所:Suite B305 3F, Plaza de Luisa Complex, 140 R.
     Magsaysay Ave., Davao City 8000, Philippines
  電話: (63-82) 221-3100
  FAX : (63-82) 221-2176

テーマ:フィリピン - ジャンル:海外情報

【2007/05/11 14:24 】 | アジア地域の渡航情報 フィリピン
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