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パラグアイ:デング熱の流行
1.パラグアイにおけるデング熱の流行
 在パラグアイ日本国大使館からの情報によると、現在、パラグアイ国内
 ではアスンシオンなど首都圏を中心にデング熱が流行しています。パラ
 グアイ厚生省の発表によると、2007年1月末の時点でデング熱感染者は
 1,500人、そのうちデング出血熱10人(うち、3人が死亡)とのことです。
 国内地方都市でも発生していますが、多くの感染者は首都アスンシオン
 市及び近郊都市(サン・ロレンソ市、ランバレ市、フェルナンド・デラ・モラ
 市、ルケ市、ニェエンブ市)で発生しています。パラグアイ政府では患者
 の急増という事態を受け、1月29日には官公庁等の公共機関を休日とし、
 公務員等を動員して「デング熱撲滅作戦」を展開、各家庭を訪問してデ
 ング熱に関するパンフレットの配布や蚊の発生源となる水たまりの除去
 作業などにあたりました。
  南半球に位置するパラグアイでは10月から3月が高温多湿な夏にあた
 り、デング熱の感染源である蚊の活動が活発な季節にあたりますので、
 パラグアイに渡航・滞在を予定されている方は下記2.(4)の予防対策を
 取ってください。
2.デング熱について

(1)感染源
  デング熱はデングウィルス(フラビウィルス属で1~4型まである)を持つ
 蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなど)に刺されることで感染します。感
 染には蚊が必ず媒介し、人から人への直接感染はありません。一度罹
 ると免疫が出来ますが、異なった型のデングウィルスに感染した場合は
 再発症します。デング熱を媒介する蚊の活動は、ハマダラカ(マラリア媒
 介蚊)と異なり、夜明け少し前から夕日が落ちるまでの間(特に朝と夕方)
 です。

(2)症状
  3~15日(通常5~6日)の潜伏期を経て、突然の発熱で始まります。38
 ~40度程度の熱が5~7日間続き、激しい頭痛、目窩痛、関節痛、筋肉痛、
 発疹を伴います。この発疹は風疹と同じような小さな紅斑で、かゆみや痛
 みはありません。また、発熱期の最後や解熱後に軽い皮下出血が足や
 脇の下、手のひらなどに現れます。通常、症状が現れてから自然軽快す
 るまでの期間は7日間前後です。
(3)治療方法
  デング熱には特効薬がなく、一般に対症療法が行われます。特別な治
 療を行わなくても軽症で済む場合が多く、死亡率は1%以下であるといわ
 れています。ただ、時にデング出血熱という重篤な病気になることがあり
 ます。デング出血熱は、死亡率の低いデング熱と異なり、口や鼻等の粘
 膜からの出血を伴い、通常でも10パーセント前後、適切な手当がなされ
 ない場合には40~50パーセントが死亡するといわれています。この出血
 熱は発熱して2~7日してから発症することが多いようですが、デング熱
 にかかった人がデング出血熱になるかどうかは事前に予測が出来ません
 (大人よりも小児に多発する傾向があります)。

(4)予防方法
  デング熱には予防接種も予防薬もなく、蚊に刺されないようにすること
 が唯一の予防方法です。デング熱発生地域に旅行を予定されている方
 は、次の点に十分留意の上、感染の予防に努めてください。
 ●デング熱を媒介するネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等は古タイヤなど
  のわずかな水たまりで繁殖するため都市部でも多く見られるので、外
  出する際には長袖シャツ・長ズボンなど蚊に刺されにくい服を着用し、
  肌の露出した部分には昆虫忌避剤(虫除けスプレー等)を2~3時間お
  きに塗布する。
 ●室内においても、電器蚊取り器、蚊取り線香や殺虫剤、蚊帳(かや)等
  を効果的に使用する。
 ●体力が低下すると免疫力が落ちるので、規則正しい生活と十分な睡眠、
  栄養をとる。
 ●突然の高熱や頭痛、関節痛や筋肉痛、発疹等が現れた場合には、デ
  ング熱感染を疑って、直ちに医師の診断を受ける。


(問い合わせ先)
○外務省領事局政策課(医療情報)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:http://www.mofa.go.jp/anzen/

テーマ:南米 - ジャンル:海外情報

【2007/02/07 21:58 】 | 中南米地域の渡航情報 パラグアイ
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