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ベネズエラに対する渡航情報(危険情報)の発出
カラカス首都区のリベルタドール(カラカス)市及びスクレ市並びにコロン
  ビアとの国境地帯

    :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●上記以外の地域
    :「十分注意してください。」(継続)
                                      → 地図

1.概況
(1)2006年12月3日に大統領選挙が行われ、現職のチャベス大統領が再選
  されました。同選挙以降、今年に入ってからも反体制派の見るべき動きは
  なく、情勢は平穏に推移しています。

(2)一般犯罪については、ベネズエラで史上最悪の犯罪発生総件数を記録
  した2003年から減少傾向が続いていましたが、2005年8月から増加傾向
  に転じ、2006年の総犯罪件数は237,803件を記録、対前年比では7,485件
  の増加となり、2003年に次ぐ犯罪発生件数となりました。また、ベネズエラ
  全体の凶悪事件の20%以上がカラカス首都区で発生しており、特にリベ
  ルタドール市、スクレ市及び大規模な貧民街を有する市では、違法けん銃
  を使用した凶悪犯罪が多発し、極めて危険な状況にあります。上記以外
  の地域においても、一般凶悪犯罪が増加傾向にあります。
(3)コロンビアとの国境地帯(スリア州、タチラ州、アプレ州、アマゾナス州)で
 は、依然としてFARC(コロンビア革命軍)等のコロンビア反政府武装ゲリラ
 組織、パラミリタリー(右翼非合法武装集団)、現地の過激派組織であるFBL
 (ボリーバル解放戦線)及びこれらの組織から離脱した者を含む不特定多数
 の一般凶悪犯罪者グループの存在が認められており、身代金目的の誘拐
 事件、麻薬関連犯罪が発生しています。

2.地域情勢
(1)カラカス首都区のリベルタドール(カラカス)市及びスクレ市
  :「渡航の是非を検討してください。」

 (イ)カラカス首都区リベルタドール市のセントロ地区では、近年、露店商が
   急激に増加し、これら露店商街では、強盗、スリ、置引き等の被害が多
   発し危険な状態になっていました。このため治安当局は、セントロ地区、
   サバナグランデ地区、チャカイート地区の露店を排除する作戦を実施し、
   ほとんど撤去を完了しました。また、至る所に警察官の詰め所(テント)が
   設けられ、同地区の治安維持に当たっています。しかしながら、前記の
   場所においては、現地をよく知る者の案内等なく、一見して観光客とわか
   る服装で観光することは犯罪者の格好のターゲットとなり危険です。
 (ロ)一般犯罪については、治安当局の統計によれば、2006年の殺人事件
   による死者は全国で12,246人(人口10万人あたりの発生件数は日本の
   46.0倍)、カラカス首都区で2,240人(東京の108.2倍)と極めて高い発生
   率を示しています。
    また、強盗事件についても、全国で59,817件(日本の224.9倍)、カラカ
   ス首都区で10,567件(東京の510倍)発生し、殺人事件同様、非常に高い
   発生率を示しています。これら凶悪犯罪は、時間、場所、対象を問わず、
   その約90%がけん銃等の銃器を使用した犯行です。在留邦人や日本人
   観光客もけん銃を使用した強盗、自動車強盗等の被害に遭っています。
    同地区では、ひったくり、置引き、スリ等の犯罪も依然として高水準で
   推移しています。これら犯罪の約60%は公道上で発生しており、犯罪多
   発時間帯は従来平日の午後8時から午前0時までの間でしたが、最近で
   は人の往来が多い時間帯(朝夕の通勤時間帯、昼食時間帯前後)でも
   多く発生するようになっています。
 (ハ)つきましては、カラカス首都区のリベルタドール(カラカス)市及びスク
   レ市への渡航・滞在を検討されている方は、上記情勢を踏まえ、渡航の
   是非を含めた検討を真剣に行い、渡航・滞在される場合は、各種犯罪に
   巻き込まれることのないよう十分な安全対策を講じるようお勧めします。

(2)コロンビアとの国境地帯(スリア州、タチラ州、アプレ州、アマゾナス州)
  :「渡航の是非を検討してください。」

 (イ)コロンビアとの国境地帯(スリア州、タチラ州、アプレ州、アマゾナス州)
   における2006年中の誘拐発生件数は106件(全国で232件)で、全誘拐件
   数の約50%を占めています。同地域での今年上半期の発生件数は22件
   (全国で105件)発生となっています。また、ゲリラの組織方針に従わない
   末端グループやゲリラの手口を模倣した一般犯罪者グループによる誘拐
   が増加傾向にあります。
    これら誘拐犯罪は、国境周辺の牧場主、農場主又は実業家及びそれら
   の家族等の裕福な階層をそのターゲットとしています。
    なお、2002年11月にはタチラ州において、2003年9月にはスリア州におい
   て、日本人が誘拐の被害に遭う事件も発生しています。
 (ロ)また、ベネズエラはコロンビアで生産された麻薬(コカイン)を北米やヨー
   ロッパ市場へ密輸するための通過国となっており、同国境地帯においては、
   しばしば大量の麻薬が押収されており、ゲリラ等麻薬密輸グループ、パラ
   ミリタリーから離脱した一般凶悪犯罪者グループの存在も認められてます。
 (ハ)つきましては、コロンビアとの国境地帯への渡航を検討されている方は、
   上記情勢に鑑み、渡航の是非を含め自らの安全につき真剣に検討を行い、
   渡航される場合は、十分な安全対策を講じ、誘拐や麻薬関連犯罪に巻き
   込まれないように細心の注意を心掛けてください。

(3)上記以外の地域(カラカス首都区のチャカオ市、バルータ市及びエル・アテ
  ィージョ市を含む)
  :「十分注意してください。」

 (イ)カラカス首都区及びコロンビアとの国境地帯以外の地域においても、殺
   人、強盗、誘拐等の凶悪犯罪は多発しています。特に、住居、ホテル等
   への押込強盗犯罪については、防犯対策が手薄である場合が多く、カラ
   カス首都区以上に注意が必要です。
 (ロ)カラカス首都区のチャカオ市(邦人居住区、大使館所在地)及びバルー
   タ市で発生した最近の主な事件
  (a)2月18日、カラカス首都区スクレ市ロス・ドス・カミノス地区の車道上を、
    ベネズエラ人男性が自家用車を運転していたところ、同車輌の両脇を2
    台のオートバイに挟まれ、その直後銃撃を受け死亡しました。CICPC
    (内務司法省科学・掲示犯罪捜査機関)は怨恨による犯行とみて捜査
    を継続しています。
  (b)2月26日、カラカス首都区バルータ市ベジョモンテ地区に在住するベネ
    ズエラ人女性(在ベネズエラ外交団現地職員)が自宅にて、首を吊った
    状態で死亡しているのが発見されました。当初は自殺と思われましたが、
    警察が死体の検視を行ったところ、被害者の首に手で締められた痕跡
    があったので、殺人事件と断定しCICPCが捜査しています。
 (ハ)つきましては、同地域への渡航を検討されている方は、各種犯罪に巻き
   込まれることのないよう、自らの安全につき再度確認を行うなど、十分注
   意してください。

3.滞在に当たっての注意
  滞在中は下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてく
 ださい。また、外務省、在ベネズエラ日本国大使館及び現地関係機関等よ
 り最新の情報を入手するよう努めてください。なお、犯罪の手口及び安全
 対策の詳細については、《安全対策基礎データ》を御参照ください。

(1)渡航者全般向けの注意事項
 (イ)危険を察知した場合(交通事故、火事、救急、災害を含む)には、電話
   番号「171番」に通報してください。
 (ロ)殺人事件等凶悪犯罪の多発している「ランチョ」と呼ばれる低所得者層
   の居住地区(主に山の斜面に所在し、煉瓦造りの住宅が密集している地
   域)には絶対に近寄らないでください。
 (ハ)万一、強盗に遭遇した場合、先方は銃器を所持しているおそれもありま
   すので、絶対に抵抗しないようにしてください。また、財布を取り出そうとし
   て慌ててポケットに手を入れる(拳銃を取り出そうとしているものと勘違い
   され、撃たれるおそれがあります。)など、犯人を刺激するような行動はと
   らないようにしてください。
 (ニ)ベネズエラにおいては、日本人も被害者となる短時間誘拐事件(被害者
   を一時的に拘束し、キャッシュカードなどで現金を引き出させ、現金を手
   に入れた後解放するもの)が発生していますので、夜間の外出は控える、
   キャッシュカード、クレジットカードは必要時以外は持ち歩かない等十分
   注意してください。また、カラカス・マイケティア国際空港直近の道路上で
   も、武装グループによる短時間誘拐、強盗事件が発生しています。空港
   付近を通行する場合はくれぐれも周囲の状況に御注意ください。
 (ホ)誘拐の被害を防ぐため、「目立たない」、「用心を怠らない」、「行動を予
   知されない」の3原則を守るようにしてください。(なお、海外における誘拐
   対策についての詳細はホームページ:
   http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html を参照してください。)
 (ヘ)爆弾事件に巻き込まれないために、不審物及びゴミ集積所には近づか
   ない、パイプ、ペットボトル等にガムテープ、リード線、電池、時計、導火線
   等が付いていたら注意する、車に乗る際は車両の下に不審物がないか点
   検するなど、安全確保に注意を払うよう心掛けてください(詳細はホームペ
   ージ: http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_03.html を参照してくだ
   さい)。
 (ト)各政治勢力や関係当局が随時発表するベネズエラの主要な政治日程の
   他、以下の各記念日、祝日等には、大規模なデモ行進や集会等が開催さ
   れる可能性がありますので、こうした日程にも留意しつつ、これらの事態
   に巻き込まれないよう十分注意してください。

    ペレス・ヒメネス独裁政権崩壊(1月23日)
    1992年のクーデター未遂記念日(2月4日)
    1989年のカラカス暴動記念日(2月27日)
    2002年の政変劇(4月11日)
    独立宣言記念日(4月19日)
    メーデー(5月1日)
    カラボボ戦勝記念日(6月24日)
    独立記念日(7月5日)
    シモン・ボリバル生誕記念日(7月24日)
    民族の日(10月12日)
    リベルタドールの命日(12月17日)等

 (チ)現職警察官による犯罪の増加 ベネズエラでは、観光地をパトロールす
   る制服警察官から言いがかりをつけられたり、検問と称して現金を強要す
   る等現職警察官による犯罪事件も発生していますので、これら犯罪に巻
   き込まれないよう十分注意してください。最近、以下の事件が発生しました。

(2)短期滞在者向けの注意事項
 (イ)タクシー運転手による銃器使用の強盗事件が多発していますので、や
   むを得ずタクシーを利用しなければならない場合は、流しのタクシーは絶
   対に避け、無線タクシーを利用してください。特にカラカス・マイケティア国
   際空港をはじめ各空港におけるタクシー運転手による強盗事件が多発し
   ていますので、出来る限り知り合いに迎えに来てもらう等の方法を検討し
   てください。なお、マイケティア国際空港には、正規のタクシーサービス
   (ボディーが黒色で統一され、ドアに黄色の大きなシールで「Corporacion
   Anfitriones de Venezuela」等と書かれた四輪駆動車タイプ)がありますの
   で、迎え等の都合がどうしても付かない場合は、これを利用してください。
 (ロ)2002年に、ベネズエラの一部地域(メリダ州、タチラ州、バリナス州、アプ
   レ州、スリア州、アンソアテギ州)において黄熱が発生したことにより、他
   の黄熱発生国・地域よりベネズエラへ入国の際、1歳半以上の者に対し、
   黄熱予防接種証明(イエローカード)の提示が要求されることもあります。
   また、黄熱発生国・地域以外からベネズエラに入国する全ての人に対して
   も、入国の10日以上前に黄熱の予防接種を受けることが推奨されていま
   すので、最新の現地情報の入手に努め、必要であれば事前に予防接種を
   受けるようお勧めします。
 (ハ)2005年4月初旬より、ベネズエラ国内において「はしか」流行の兆しが見
   られたことから、ベネズエラ厚生省は「年齢6か月以上のベネズエラ人及
   び外国人でベネズエラに居住する者全てについて、それら居住者がアメリ
   カ大陸以外に国際空港より移動する場合には、はしかと風疹の予防接種
   を義務づける」措置を行っています。ベネズエラからの出国手続きに際し
   て、はしかと風疹の予防接種証明を求められた場合には、短期滞在者で
   あり、予防接種の義務はない旨説明してください。なお、アエロポスタル航
   空は、搭乗手続の際に、予防接種の有無を厳格に確認しています。

(3)長期滞在者向けの注意事項
 (イ)路線バスの車内や地下鉄駅構内(特にエスカレーター付近)での強盗、
   スリ事件が多発していますので注意してください。
 (ロ)カラカス首都区では、全犯罪の約60%が公道上で発生しているので、
   車両を運転する際には、窓を閉じ、ドアをロックし、絶えず後方や周囲の
   状況に注意してください。また、買物や食事等をする際には、警備員の常
   駐している駐車場を利用するようにしてください。
 (ハ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、
   到着後遅滞なく在ベネズエラ大使館に「在留届」を提出してください。また、
   住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はベネズエラを去る(一時
   的な旅行を除く)ときは、必ずその旨を届け出てください。なお、在留届の
   届出は、郵送、FAXのほか、インターネット( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )
   によっても行うことができます。なお、大使館では頻繁に、デモ、道路封鎖、
   一般犯罪の傾向と留意点等、皆様の安全に関する「安全情報」を発出し
   ています。このため「安全情報」の提供を希望される方は在留届を提出す
   る際に「メールアドレス」も併せてお知らせください。

4.なお、隣国のコロンビア、ブラジルには、各々「危険情報」が発出されてい
 ますので御留意ください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3399
 ○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.mofa.go.jp/anzen/
 ○在ベネズエラ日本国大使館
  住所:Edificio Bancaracas Piso 11, Av. San Felipe Con 2a
     Transversal, La Castellana, Municipio Chacao, Estado
     Miranda, Venezuela
     (Apartado No.68790, Altamira, Caracas 1062-A Venezuela)
  電話: (58-212) 261-8333
  FAX : (58-212) 261-6780

テーマ:渡航情報、危険情報 - ジャンル:海外情報

【2007/03/26 00:28 】 | 中南米地域の渡航情報 ベネズエラ
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