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ホンジュラスに対する渡航情報(危険情報)の発出
●全土
    :「十分注意してください。」(継続)
                        → 地図1、 地図2、 地図3

1.概況
  ホンジュラスでは治安関係予算が少なく、国家警察官の制服、携行武器
 すら不足しており、ガソリン代を払えないため、保有するパトカーの約
 2割しか稼働していません。

  このような脆弱な治安体制により警察力が低下していること及び石油製
 品の価格高騰に伴う物価上昇によって貧困層が拡大していることから、テ
 グシガルパ市、サンペドロスーラ市といった都市部を中心に治安が悪化し、
 銃器を使用した殺人、強盗事件が多発しています。
  青少年凶悪犯罪集団マラスは国内に推定約4万人の構成員を持つといわ
 れており、主たる構成員は貧困層の青少年達で、殺人や強盗、麻薬販売に
 も関わっていると見られています。その勢力は増大しており、活動は活発化
 しています。
2.地域情勢
  全土:「十分注意してください。」

  治安情勢は全般的に悪化しており、銃器使用による殺人・強盗事件が多
 発しています。2006年12月7日日中、テグシガルパ市グアナカステ地区に
 おいて、マラス(青少年凶悪犯罪集団)同士がけん銃を撃ち合い、構成員
 3人が即死し、1人が重傷を負う事件が発生しました。
  また、誘拐事件、特に「短時間誘拐」(拉致又は監禁した被害者を被害者
 宅や銀行に連れて行き、直接被害者に金銭を調達させてその金銭を奪い
 取り、数時間のうちに解放する犯罪)も急増しています。全国の殺人事件
 被害者数は、2004年が3,639人、2005年が3,168人、2006年が3,118人と年
 間3,000人以上が被害に遭っており、治安の改善傾向は見られません。特
 に下記の地域においては、殺人・強盗等凶悪犯罪、麻薬密売などが多発し
 ており、十分注意する必要があります。

(1)首都テグシガルパ市
 (イ)コマヤグエラ地区マラスの構成員が多く居住。)
 (ロ)スヤパ・ヌエバ、スヤパ・インフイエルニト地区
   (マラスの構成員が多く居住しており、治安関係者ですら、少人数では
    立ち入ることができない危険地域。)
 (ハ)モールムルテイプラザ及びその周辺地区
 (ニ)プラザミラフローレス及びその周辺地区
 (ホ)ケネデイ地区
 (ヘ)ホンジュラスマヤ・ホテルとマリオットホテル周辺地域
 (ト)メトロモール(ショッピングモール)及びその周辺地区
   上記(ハ)から(ヘ)の地域では、歩行者を狙った携帯電話や現金強奪
  を目的とする拳銃強盗事件が多発しているほか、メトロモール内におい
  て8月中旬、2件の短時間誘拐が発生しました。

(2)サンペドロスーラ市
   テグシガルパ市よりも、マラスの構成員や活動拠点が多いと推定され
  ており、セントロ東側地区、チャメレコン地区、ロマス・デル・カルメン地区、
  リベラ・エルナンデス地区には近づかないようにしてください。
   特に、チェメレコン地区においては、2004年12月にマラスが走行中の路
  線バスを襲撃し、乗客及び乗員ら28人を殺害、32人に重軽傷を負わせる
  無差別テロ事件が発生しています。この事件は、マラス撲滅政策を強力
  に推進する政府への警告と見られており、今後も同種の事件が発生する 
  可能性があります。

3.滞在に当たっての注意
  滞在中は上記情勢及び次の事項に十分注意して行動し、危険を避けるよ
 うにしてください。さらに、外務省、在ホンジュラス日本国大使館、現地関係
 機関より最新の情報を入手するようにしてください。また、現地に3か月以上
 滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく在ホ
 ンジュラス日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その他
 の届出事項に変更が生じたとき又はホンジュラスを去る(一時的な旅行を
 除く)ときは、必ずその旨を届け出てください。なお、在留届の届出は、郵送、
 FAXのほか、インターネット( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )によっても行
 うことができます。

(1)夜間は外出しないでください。また昼間でも単独行動はできる限り避
  けてください。

(2)特に上記2.に挙げた地域においては、徒歩での移動は避け、たとえ近
  距離でも車両で移動してください。

(3)上記2.(2)の路線バス襲撃事件のような無差別テロ事件が発生して
  いますので、人が多数集まる場所や、警備対策の弱い場所にはなるべく
  近づかないよう心掛け、絶えず治安関係報道等に注意するとともに、外
  出時には周囲に目を配る等、安全対策に十分配慮してください。

(4)外出時は目立たない服装をし、現金は分散して所持し、高価な時計、
  アクセサリーなどの貴金属類などを身に着けないでください。携帯電話
  はズボンのポケットに入れるなど目立たないように携行してください。

(5)強盗被害に遭った場合は、犯罪者のほとんどが銃器を所持していると
  考えられるので、生命の安全を第一に考え、絶対に抵抗しないでくださ
  い。また、抵抗する素振りも見せないようにしてください。また、金目の
  ものを何も所持していない場合、強盗犯が逆上して腹いせに発砲する
  ケースもあるので、300レンピーラ(約1,800円)程度の現金を財布とは
  別の場所に入れ、常に持ち歩くようお勧めします。

(6)バスは、車内での強盗・スリが横行しているので、利用するときは十分
  注意してください。タクシーに乗車する場合は、単独での乗車は避け、友
  人等と同乗してください。1人で乗車すると、他の客と乗り合いになる場合
  があり、時には同乗客がタクシー運転手と組んで強盗に豹変することも
  あります。このため、正規に登録された無線タクシー等、信用できるタク
  シーを利用してください。最近、偽タクシーを使用しての強盗事件が多発
  しています。偽タクシーは、夜間出没することが多いので、特に夜間は
  流しのタクシーの利用は避けてください。

(7)通行量が少ない地方の街道において、高価な車両を狙った車両強盗が
  多発しています。特に夜間帯の移動は危険です。念のため昼間でも単独
  車両での移動はなるべく避けてください。

(8)誘拐事件から自分自身と家族の安全を守る心構えとして、「目立たない」、
  「用心を怠らない」、「行動を予知されない」の三原則を念頭に、日常におけ
  る予防を忘れないでください。具体的には、「目立つ服装は避ける」、「通勤
  時間や経路を変更する」、「外出や帰宅時に、不審者や車両等が見当たら
  ないかチェックする」等の注意が必要です。特に、ゴルフ場等への行き帰り
  の際には、交通量や人通りの少ない郊外の道路走行時に最大の注意を払
  うようにしてください。

(9)短時間誘拐については、乗用車が信号待ちで停車したところを、けん銃等
  で脅迫されるケースが多いので、車両で移動する際には、常に窓を閉めて
  ドアを必ずロックするようにしてください。また、危険を避けるために、深夜は
  赤信号であっても徐行して通過することが必要な場合があります。また、キ
  ャッシュカードやクレジットカードを必要時以外持ち歩かないこと、ショッピン
  グセンター等で支払いの際に、現金を見られないようにすること、万一拘束
  されたら犯人の指示に従い、むやみに抵抗しないことが必要です(誘拐対策
  の詳細はホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html
  を参照してください)。

(10)ホテル、一戸建て及びアパート等の滞在先に見知らぬ人が尋ねてき
   たら、絶対にドアを開けないでください。たとえ制服を着た警官であっても
   偽者の可能性があります。

(11)軍事施設は写真撮影が禁止されており、撮影した場合は強制的にフィル
   ムを没収されるか、身柄を拘束されるおそれがあります。

(12)麻薬犯罪については、当局が米国麻薬取締局と合同で厳しい取締りを
  行っています。麻薬類所持で逮捕され、有罪となると15年から20年の禁固
  刑に加え、高額の罰金が科せられます。旅先などで知り合った者から預か
  った荷物の中に麻薬が隠されている場合があり、官憲に発見されれば、た
  とえ他人から預かったと主張しても身柄を拘束されますので、他人の荷物・
  小包類を安易に預かることは絶対に避けてください。

(13)交通事情については、車両は右側通行で、テグシガルパ市、サンペドロ
   スーラ市といった都市部では、道路が大変混雑しています。また、一般
   的に運転マナーが悪く、サイドミラーや方向指示器が破損あるいは故障
   した車が多数走っていますので、地理等が不案内な方はホンジュラスで
   は車を運転しない方が無難です。

(14)両替は銀行又は正規の両替商で行ってください。正規でない両替商に
   両替を依頼
した場合、警察に発覚すると逮捕されます。なお、サンペドロ
   スーラ市を中心に偽ドル札の流通が指摘されていますので、注意してく
   ださい。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロに関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロに関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3496
 ○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.mofa.go.jp/anzen/
 ○在ホンジュラス日本国大使館
  住所:Col. San Carlos, Calzada Rep. Paraguay, Tegucigalpa, D.C.,
     Honduras, C.A. (Apartado Postal 3232)
  電話: (504) 236-5511
  FAX : (504) 236-6100

テーマ:中米 - ジャンル:海外情報

【2007/02/21 04:33 】 | 中南米地域の渡航情報 ホンジュラス
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