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ハイチに対する渡航情報(危険情報)の発出
全土
   :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
                                     → 地図

1.概況
(1)2006年末より首都圏を中心に、国家警察(PNH)及び国連ハイチ安定化
  ミッション(MINUSTAH)による大規模な武装集団掃討作戦が展開され、
  多くの武装集団の首領、構成員が逮捕され、多くの組織が解体されまし
  た。

(2)特に、首都近郊のシテ・ソレイユ、首都ポルトープランスのマルティサン
  地区及びその周辺地域で活発に活動していた武装集団が上記作戦によ
  って壊滅状態となり、武装集団絡みの襲撃や誘拐発生件数は減少して
  います。しかし、正体不明の集団等による襲撃、誘拐事件等の凶悪事件
  が発生しているほか、麻薬絡みの犯罪が増加している等、治安は依然と
  して不安定な状況にあります。

(3)地方においては、カップ・アイチアン(北県)、ゴナイーブ(アルティボニ
  ット県)等の地域で殺人や誘拐事件が発生しています。さらに、中央県、
  西県、南県及びグランダンス県では、依然として正体不明の武装集団に
  よる殺人等凶悪事件が発生しています。
2.地域情勢
(1)首都圏(ポルトープランス、ペチョン・ビル及びその周辺地域)
  :「渡航の延期をお勧めします。」

   首都圏では、国家警察(PNH)及び国連ハイチ安定化ミッション(MINUS
  TAH)合同の大規模な武装集団掃討作戦により、無法地帯と化していたシ
  テ・ソレイユ、首都ポルトープランス市のグラン・ラヴィン地区及びマルティ
  サン地区の武装集団がほぼ壊滅し、PNHの駐在所が復活する等、治安状
  況の改善がみられます。しかし、政治的背景のない正体不明の武装集団
  による無差別的な誘拐・殺人、強盗殺人等の凶悪事件が依然として多発し
  ています。誘拐事件については、通学途中の児童をターゲットとする犯罪
  が2006年11月より続いています。それに併せ、外国人を含む一般市民の誘
  拐被害も発生しており、日本人が被害に遭う可能性も排除されませんので、
  引き続き注意が必要です。

  <最近発生した主な凶悪事件等>
   ・3月2日、ポルトープランスのダウンタウンで警察官が何者かにより殺害。
   ・3月9日、ポルトープランスのダウンタウンで銀行強盗。
   ・3月13日、ポルトープランスのフォンタマラ地区で夫婦が誘拐。
   ・3月16日、ポルトープランスで10代女性が誘拐。両親が身代金を支払うも
    被害女性は解放されず。
   ・3月19日、ポルトープランスのベルエール地区を武装集団が襲撃。
   ・3月20日、ポルトープランスのダウンタウンで、乗り合いバスの運転手が
    殺害。
   ・3月20日、ポルトープランスのデルマ18地区の住宅に2人組の男が侵入。
    乳児を連れ去り、身代金を要求。乳児を絞殺し、川へ遺体投棄。
   ・3月21日、ポルトープランスのベルエール地区でパレード中のマーチング
    バンドが襲撃され7人死亡、複数の負傷者。
   ・3月22日、ポルトープランスのラサリン地区で武装集団とMINUSTAHと
    の間で銃撃戦。武装集団側5人死亡。
   ・3月24日、ポルトープランスで、18歳の少女が誘拐。両親が身代金を
    支払うも、強姦され、遺体となって発見。

   首都圏においては、誘拐等を含めた凶悪犯罪が多数発生していますの
  で、同地域への渡航は、目的の如何を問わず、延期するようお勧めします。

(2)西県(首都圏については上述2.(1)参照)、アルティボニット県、北県
  :「渡航の延期をお勧めします。」

   首都圏以外の西県は、ポルトープランス近郊のカルフール及びクロワ・デ
  ・ブケ等で武装集団による襲撃や銃撃戦などの事件が発生しています。ゴ
  ナイーブ(アルティボニット県)、カップ・アイチアン(北県)では、麻薬絡みの
  凶悪事件が数多く報じられています。これらの地域では、MINUSTAH、PNH
  が治安維持活動を行っていますが、治安の回復までには至っていません。

  <最近発生した主な凶悪事件等>
   ・1月2日、アルティボニット県のサン・マルクからエステルに向かう
    途中のバスを武装集団が襲撃。(後にPNHが武装集団4人を逮捕。)
   ・2月4日、クロワ・デ・ブケ(西県)の教会が襲撃され、ハイチ系米
    国人宣教師が誘拐。
   ・2月7日、カップ・アイチアン(北県)で、誘拐・強盗容疑で指名手
    配中の武装集団構成員がPNHと銃撃戦を展開。
   ・2月21日、クロワ・デ・ブケ(西県)で2件の誘拐事件。
   ・2月27日、カップ・アイチアン(北県)で武装集団とPNHが銃撃戦を
    展開。PNHは、武装集団リーダーを射殺。構成員を逮捕、武器類を押
    収し、同集団を解体。
   ・3月11日、ゴナイーブのスラム街で、2人組の男が肉屋店主を殺害
    し、他のスラム街で放火。

   また、同地域では犯罪が多数発生し、特にカップ・アイチアン(北県)、ゴ
  ナイーブ(アルティボニット県)、クロワ・デ・ブケ(西県)等の地域では、誘拐
  事件が多発しています。これらの地域を含む同地域への渡航は、目的の
  如何を問わず、延期するようお勧めします。

(3)中央県、北西県、北東県、南東県、南県、ニップ県及びグランダンス県
  :「渡航の延期をお勧めします。」

   中央県、北西県、北東県、南東県、南県、ニップ県及びグランダンス県で
  は、PNH及びMINUSTAHの活動により、治安は落ち着いてきています。ただ
  し、首都圏で展開中の武装集団掃討作戦により壊滅した武装集団の構成員
  が逃亡し、これらの地域に潜んでいる恐れがありますので注意が必要です。
  また、これらの地域では、橋の老朽化や道路の陥没、未舗装、落石や瓦礫
  の散乱等道路事情が劣悪なため、雨天や夜間の移動は危険です。

  <最近発生した主な凶悪事件等>
   ・1月31日、ジェレミー(グランダンス県)で、11人の子供を密航させ
    ようとした男を逮捕。
   ・2月20日、レカイユ(南県)の警察官6名が、商店主強盗の容疑で逮
    捕
   ・2月27日、コートー(南県)で警察官1名を殺人容疑で逮捕。
   ・3月21日、ジェレミー(グランダンス県)で、生活水準の改善を求め
    る抗議者が主要道路を封鎖。

   同地域では凶悪犯罪が多発していますので、同地域への渡航は、目的
  の如何を問わず、延期するようお勧めします。

3.滞在に当たっての注意
  上記のとおりハイチの治安情勢は非常に厳しく、特に観光等の不要不急
 の渡航や、国内全地域における移動、また陸路による国境の移動は極めて
 危険なため、厳に差し控えるようお勧めします。このような治安情勢にもか
 かわらず、やむを得ない事情で同国に渡航・滞在される方は、身辺警護員
 を付けるようお勧めします。

(1)短期滞在者向け注意事項
   上記情勢のとおり、ハイチへの渡航・滞在は、目的の如何を問わず、延
  期するよう強くお勧めします。やむを得ない理由により同国に渡航・滞在
  する場合は、不測の事態に巻き込まれることのないよう最新の治安情報
  の入手に努めるとともに、不要不急及び単独での外出は極力控え、自ら
  の安全確保に十分注意するよう心掛けてください。
 (イ)やむを得ない理由で長期、短期にかかわらずハイチに渡航・滞在する
   際には、入国次第、緊急連絡先を必ず在ハイチ日本国大使館に連絡
   するようお願いします。
 (ロ)ハイチにおいては、度重なる政情不安、極度の貧困等に起因する治
   安の悪化は上記のとおり深刻です。やむを得ない理由でハイチに渡航
   ・滞在する場合は、必ずハイチ渡航前に十分な警備対策が講じられて
   いる宿泊施設や交通手段を確保するとともに身辺警護員を付けるよう
   お勧めします(同国到着後の宿泊施設等の確保は非常に困難です)。
 (ハ)空港では外国人渡航者を狙った犯罪が多いので、現地に知人等がい
   る方は空港送迎を依頼してください。また、タクシー(空港指定業者を
   含む)の台数そのものが少ない上、法外な金額を要求してきたり、交渉
   後に別途料金を請求してくる場合も見受けられ、また車輌の安全性に
   も問題がありますので、タクシーの利用はお勧めできません。
 (ニ)強盗・誘拐・殺人等の凶悪事件が日常化していますので十分注意し
   てください。特に誘拐事件は手口が多様化しており、ターゲットも富裕
   層のハイチ人に限らず、あらゆる階層のハイチ人及び外国人にまで
   拡大しています。また、時間帯を問わず昼夜関係なく発生しているこ
   とから、不要不急及び単独での外出は控える、犯罪の温床といわれて
   いるスラム街には絶対近寄らない、日中であっても徒歩による移動は
   避ける、移動に際し警備員を付ける等、自らの安全確保に十分注意す
   るよう心掛けてください。誘拐から自分自身と家族の安全を守る心構
   えとして、「目立たない」、「用心を怠らない」、「行動を予知されない」の
   三原則を念頭に、日常における予防を忘れないでください。また、「移動
   時間や経路を変更する」、「外出や帰宅時に、不審者や不審車両が見
  あたらないかチェックする」等の注意が必要です。(詳細はホームページ:
  http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html を参照してください。)
  また、両替所や銀行への立ち寄り後に強盗事件が多発していますので、
  注意が必要です。
 (ホ)スラム街は犯罪の温床といわれており、一般のハイチ人でさえ避け
   る場所ですので、絶対に近寄らないよう注意してください。
 (へ)日中であっても、徒歩による移動は誘拐等の犯罪に巻き込まれる危
   険が高いので、避けてください。また、夜間は事件が特に多発してい
   ますので、車両であっても外出は絶対に控えてください。
 (ト)外出中に不測の事態が起きた場合は、速やかにホテルに戻り、事態
   が収まるまで待機し、在ハイチ日本国大使館と連絡を取り合うように
   してください。ホテルに戻れない場合には、近くのMINUSTAH兵又は警
   察官に助けを求めるようにしてください。

(2)長期滞在者向けの注意事項
 (イ)90日以内の一般観光旅行は査証取得の必要はありませんが、目的、
   期間に応じて滞在許可の取得、更新が必要となりますので、自身の目
   的に応じた手続きについてあらかじめ調査しておくことが必要です。
 (ロ)不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の治安情報の入手
   に努めるとともに、不要不急及び単独での外出は控え、自らの安全確
   保に十分注意するよう心掛けてください。
 (ハ)住居を選ぶ際には、周囲の治安状況、建物の警備状況、電気及び水
   の供給状況をよく検討してください。ホテルに滞在する場合も、常時
   武装警備員が配置されている等、警備レベルの高いホテルを選んでく
   ださい。
 (ニ)不測の事態に備え、食料、飲料水を備蓄しておくとともに、パスポート、
   貴重品、衣類等をいつでも持ち出せるように準備しておき、さらに退避
   手段についても常時確認しておいてください。
 (ホ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要ですので、
   到着後遅滞なく在ハイチ日本国大使館に「在留届」を提出してください。
   また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はハイチを去る
   (一時的な旅行を除く。)ときは、必ずその旨を届け出てください。なお、
   在留届の届出は、郵送、FAXのほか、インターネットによっても行うこ
   とができます。( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )

(問い合わせ先)
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3496
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
 ○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2903
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
 ○在ハイチ日本国大使館
  住所:Villa Bella Vista No.2, Impasse Tulipe-Desprez,
     Port-au-Prince, Haiti (P.O.Box 2512)
  電話: (509) 245-3333、245-5875
  FAX : (509) 245-8834

テーマ:渡航情報、危険情報 - ジャンル:海外情報

【2007/05/18 17:53 】 | 中南米地域の渡航情報 ハイチ
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