スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:-- 】 | スポンサー広告
アフガニスタン:治安情勢 (2007/05/31)
1.
(1)アフガニスタンについては、首都カブール市に対して危険情報「渡航
  の延期
をお勧めします。」(特に、組織的な安全対策をとることができな
  い方は、同市への渡航を厳に差し控えるようお勧めします)を、ジャララ
  バード、ヘラート、マザリ・シャリフ、バーミアン
の各都市に対して危
  険情報「渡航の延期をお勧めします。」を、これらを除くアフガニスタン
  全土
に対して危険情報「 退避を勧告 します。渡航は延期してください。」
  (「 退避勧告 」)を発出するとともに、スポット情報において、累次にわた
  りテロや誘拐の脅威について注意を促しています(2007年5月25日付け
  スポット情報「治安情勢」等)。
(2)3月4日にヘルマンド県でタリバーンに拉致されたイタリア人ジャーナ
  リスト
が同月19日に解放されましたが、同解放は、アフガニスタン政府
  に拘束されていたタリバーン関係者の釈放と引き替えに行われた旨
  報じられました。さらに、4月3日にはニムローズ県でフランス人NGO活
  動家2人とアフガン人職員3人がタリバーンに誘拐されました(その後、
  全員解放されました。)。また、最近では、タリバーンの構成員が外国人
  誘拐を企図して首都カブール市に潜入したとの情報もあります。これら
  のことから、今後、タリバーン等の反政府勢力がさらに外国人を誘拐する
  可能性が指摘されており、日本人を含む外国人が誘拐の標的になる可
  能性は排除されないことから、特に首都カブール市及び東部については、
  より一層の注意が必要です。

(3)また、報道によれば、これまでアフガニスタン南部及び東部を中心に活
  動を展開してきたタリバーンが、アフガニスタン全土で攻勢に出ている
  ことや、5月27日にタリバーンの報道官が新たな攻勢を開始した旨の声
  明を出したことなどから、アフガニスタン全土において治安がさらに不安
  定化することも懸念されています。さらに、これまで外国人を標的とした
  誘拐事件や、日本のNGOのアフガニスタン人職員が搭乗した車両に対す
  る銃撃事件が発生しており、日本人も誘拐やテロなどの標的となる可能
  性は排除されません。首都カブールにおいても多くのテロ事件が発生し
  ているほか、昨年以降、全土で自爆テロ事件の発生が顕著になっており、
  本年1~3月期に発生した自爆テロは昨年同期の約4倍に当たる41件に
  のぼりました。

2.報道等によれば、最近、アフガニスタンで発生した主な事件等は以下の
 とおりです。

(1)5月24日
 (イ)カンダハール県パンジワイ郡において、移動中の警察車両が簡易爆
   弾の攻撃を受け、警察官4人が死亡、同2人が負傷しました。
 (ロ)ホースト県タニ郡において、移動中のタクシーが簡易爆弾の攻撃を
   受け、運転手が重傷を負いました。
 (ハ)ヘルマンド県サンギン郡において、ISAF(国際治安支援部隊)がタ
   リバーンの基地に対して空爆を行い、指揮官1人を含むタリバーン12人
   が死亡しました。

(2)5月25日
 (イ)カンダハール県ゼライ郡において、巡回中のカナダ軍・アフガン国
   軍が簡易爆弾による攻撃を受け、カナダ兵1人が死亡、カナダ兵1人と
   アフガン人通訳1人が負傷しました。
 (ロ)ヘルマンド県サンギン郡において、ISAF・アフガン国軍がタリバー
   ンの拠点を襲撃し、銃撃戦となり、タリバーン3人が死亡、同1人が逮
   捕されました。
 (ハ)ザーボル県ダイチョパン郡において、アフガン国軍とタリバーンと
   の間で銃撃戦が発生し、タリバーン3~4人が死亡しました。
 (ニ)ヘルマンド県ガルムセール郡において、ISAF・アフガン国軍とタリ
   バーンとの間で銃撃戦となり、少なくとも司令官2人を含むタリバーン
   12人が死亡しました。

(3)5月26日
 (イ)ヘルマンド県ガルムセール郡において、ISAFとタリバーンとの間で
   戦闘が生じ、英兵1人とタリバーン10人が死亡、英兵4人が負傷、タリ
   バーンの指揮官2人が拘束されました。
 (ロ)ヘルマンド県グレシュク郡において、ISAF・アフガン国軍とタリバーン
   との間で戦闘が生じ、地元司令官を含むタリバーン7人が死亡しました。
 (ハ)ホースト県ホースト郡において、ISAFがアル・カーイダの拠点を急襲し、
   アル・カーイダ2人を逮捕するとともに、対人地雷などを押収しました。

(4)5月27日
 (イ)パクティーカ県ワザカワ郡において、巡回中の警察車両が簡易爆弾
   の攻撃を受け、同車両に搭乗していた警察官6人が死亡しました。
 (ロ)ヘルマンド県において、ISAFとタリバーンとの間で戦闘となり、タリバ
   ーン20数人が死亡しました。

(5)5月28日
 (イ)コンドゥーズ県コンドゥーズ市において、米国警備関係者の車両が
   自爆テロの攻撃を受け、民間人2人が死亡しました。
 (ロ)ザーボル県カラート郡において、ISAFの車列が武装勢力の待ち伏せ
   攻撃を受け、車列を警護していた警備員3人が死亡しました。
 (ハ)ヘルマンド県サンギン郡において、道端に設置されていた爆弾の爆
   発により、アフガン国軍の兵士6人が負傷しました。
 (ニ)ガズニ県ザナ・カーン郡において、警察とタリバーンとの間で戦闘
   が生じ、警察官2人とタリバーン2人が死亡、警察官2人とタリバーン
   6人が負傷しました。

(6)5月29日
 (イ)ヘルマンド県において、道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発し、民間
   警備会社の警備員2人が死亡しました。
 (ロ)オールズガーン県において、道路脇に仕掛けられた爆弾1発が爆発
   し、警察官4人が死亡、同1人が負傷しました。

3.アフガニスタンにおいては、引き続き自爆テロを含む爆弾テロ、誘拐・殺
 害事件等が発生しており、これらは首都カブールを含む国内のあらゆる
 地域で発生する可能性があります。また、反政府勢力は、政府関係者の
 みならず、外国人、民間人、援助関係者等にまで標的を拡大し、テロや誘
 拐を実行しています。特に、幹線道路や街道では爆弾事件や襲撃事件が
 多発しており、陸路での移動時における被害が多く報告されています。
  上記の情勢にかんがみ、引き続き「 退避勧告 」が発出されている地域
 には渡航・滞在しないよう、また、それ以外の地域についても渡航を延期
 するよう強くお勧めします。2005年9月初めには、行方不明となっていた日
 本人旅行者2人がカンダハール郊外で遺体で発見される事件が発生して
 おり、さらには上記のとおり誘拐の脅威もありますので、観光目的などの
 不要不急の渡航は厳に差し控えてください。また、パキスタンからの陸路
 による入国
を含め、陸路での都市間及び都市・国境間の移動は極めて危
 険なため、アフガニスタン全土において差し控えるよう強く勧告します。

4.これにもかかわらず、真にやむを得ない事情により同国に渡航・滞在さ
 れる場合には、あらかじめ退避手段を準備の上、危険情報・スポット情報
 の内容に留意し、テロ・誘拐事件等不測の事態に巻き込まれることのない
 よう、最新の関連情報の入手に努めてください。米軍、ISAF(国際治安支
 援部隊)、アフガニスタン国軍、警察、国連、国際機関等の施設・車両、大
 統領府・中央官庁・議会ビルなどの政府関連施設、ジャララバード街道、
 主要国大使館、欧米系企業など外国企業、繁華街、バザール、レストラン、
 インターネット・カフェ、モスク、外国人の多く集まる場所等テロの標的とな
 る可能性のある危険な場所を可能な限り避ける、不審な車両、荷車、人物
 等には近づかない、不要・不急及び単独での外出は控え、必要に応じ防弾
 車・身辺警護員を配備する、行動のパターン化を避ける、出発・到着時間及
 び行き先を関係者に報告しておく、携帯電話等連絡手段を持つ、事務所等
 についても必要な警備措置を講じる等、厳重な安全対策を講じ(誘拐対策
 の詳細は http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html を参照して
 ください)、自らの安全確保に注意を払ってください。特に上記3.のとおり、
 地方の道路を含め陸路での移動は極めて危険なので避けてください。さら
 に、同国に入国し次第、必ず緊急連絡先を日本国大使館領事部に連絡し
 てください。同領事部では、上記情報の詳細等現地治安情勢に関する情報
 を必要に応じ提供しています。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
 ○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
 ○在アフガニスタン日本国大使館
  電話: (873) 762-853-777
      (93) 799-689-861(夜間、緊急を要する場合)
  FAX : (873) 761-218-272

テーマ:渡航情報、危険情報 - ジャンル:海外情報

【2007/05/31 04:05 】 | 中央アジア地域の渡航情報 アフガニスタン
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。