スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:-- 】 | スポンサー広告
イランに対する渡航情報(危険情報)の発出
イラク及びアフガニスタンとの国境付近
    :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
シスターン・バルチスタン州及びケルマン州
    :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●フーゼスタン州
    :「十分注意してください。」(継続)
                                     → 地図

1.概況
(1)イランの治安状況は、イラクやアフガニスタンとの国境付近及び南東部
  州を除き、首都テヘランを始めおおむね平穏です。

(2)一方、2007年2月にシスターン・バルチスタン州ザヘダン市において、2件
  の爆弾による爆発事件が発生しています。また、同州では過去にも爆発
  事件が発生しており、外国人旅行者が誘拐される事件やザヘダン県知事
  を乗せた車両が通行中に襲撃される事件も発生しています。さらに、ケル
  マン州でも通行中の車両が襲撃される事件が発生しており、フーゼスタン
  州アフワーズ市では過去に爆弾による爆発事件が発生しています。
(3)イランの東部地域等においては、依然としてアフガニスタンからの武装
  麻薬密売組織等の流入やこれを取り締まる治安部隊との衝突が散見さ
  れます。また、イラクの不安定な治安情勢が、同国との国境付近の治安
  に悪影響を及ぼす可能性も排除できません。

2.地域情勢

(1)イラク及びアフガニスタンとの国境付近
  :「渡航の延期をお勧めします。」

   イラク国内の治安情勢の影響により、イラクとの国境付近においては、
  不測の事態が発生する可能性は排除できません。
   一方、アフガニスタンでは、タリバーン等の武装勢力によるテロ・誘拐事
  件等が依然として発生しており、治安情勢は予断を許さない状況が続い
  ているため、アフガニスタンとの国境付近においても、不測の事態が発生
  する可能性は排除できません。

   つきましては、イラク及びアフガニスタンとの国境付近へ渡航・滞在
  を予定されている方は、どのような目的であれ渡航を延期するようお勧め
  します。

(2)シスターン・バルチスタン州及びケルマン州
  :「渡航の是非を検討してください。」

   この地域においては、過去にシスターン・バルチスタン州の主要幹線道
  路で旅行中のドイツ人2人とアイルランド人1人が誘拐される事件が発生
  するなど、外国人旅行者が誘拐される事件が発生しています。
   また、2006年3月16日夜、シスターン・バルチスタン州のザヘダン市から
  北東へ約200kmのアフガニスタン国境付近のザーボル市において、ザヘ
  ダン県の知事一行に対する襲撃事件が発生し、21人が死亡(一部報道で
  は22人)し、12人(一部報道では8人)が行方不明となりました。さらに、同
  年5月13日夜、ケルマン州において襲撃事件が発生し、イラン人12人が殺
  害されました。
   ザヘダン市内では、同年12月14日、自動車に仕掛けられた爆弾が2か所
  同時に爆発したほか、同20日には、自動車に仕掛けられた大量の爆発物
  が発見されています。また、2007年に入り、2月14日及び同16日にも、爆
  発事件が発生しています。
   このほか報道では、イラン当局がこれらの地域を含むイラン東部地域で
  麻薬掃討作戦を展開し、武装した麻薬密売グループとの間で衝突が発生
  しています。

   このように両州は依然として治安状況が不安定であり、今後も同様の事
  件が発生する可能性がありますので、シスターン・バルチスタン州及び
  ケルマン州
へ渡航・滞在を予定されている方は、渡航の是非を含め自ら
  の安全につき真剣に検討され、渡航する場合は、夜間の移動を避け、常に
  団体で行動するなど十分な安全対策を講じるようお勧めします。

(3)フーゼスタン州
  :「十分注意してください。」

   フーゼスタン州のアフワーズ市内では、2005年4月13日にアラブ系住民
  を刺激する内容の偽造文書が出回ったことにより騒擾が起きた事案、同
  年6月12日に州知事庁舎前ほか3か所において爆弾が相次いで爆発する
  事件、同年9月1日にパイプラインが連続して爆破される事件、同年10月
  15日に最も人通りの多い通りで2つの爆弾が爆発する事件、2006年1月
  24日には、チャムラーン通り(キヤーンパールス通り)に面するサーマー
  ン銀行の支店内及びゴレスターン地域の地下資源機構(政府関係機関)
  の建物前で爆弾が爆発する事件が発生しています。
   また,同年2月27日には、アフワーズ市から約110km北の町デズフール
  及びアフワーズ市より約100km南のイラク国境付近の町アーバーダーン
  において、爆弾爆発事件が発生しました。

   つきましては、フーゼスタン州に渡航・滞在を予定されている方は、テロ
  事件等不測の事態に巻き込まれないよう最新情報の入手に努め、テロの
  標的となる可能性のある政府関連施設や人込みを可能な限り避ける、周
  囲の状況に注意を払い、ごみ箱や放置された鞄・段ボール等の不審物に
  は近づかない、爆発等の不測の事態に遭遇した場合は速やかに発生現
  場から離れる等、安全対策に十分注意を払ってください。

3.滞在に当たっての注意事項
  イラン滞在中は下記事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにし
 てください。
  また、外務省、在イラン日本国大使館、現地関係機関等より最新の情報
 を入手するよう努めてください(在イラン日本国大使館ホームページ
  http://www.ir.emb-japan.go.jp/ )。
  なお、詳細は<安全対策基礎データ>を参照してください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
 (イ)過去に首都テヘランの英国大使館前では、米英の対中東政策や、核
   問題をめぐる対応等に対する抗議デモが再三行われ、一部のデモ参加
   者が手榴弾や火炎瓶を投げ込む事件も発生していますので、これらデ
   モ・集会等には絶対に近づかないようにしてください。
 (ロ)また、イランにおいてもアル・カーイダによるテロの脅威が指摘されて
   います。
    特に、首都テヘランにおいては、英国大使館のほか、米国利益代表
   部を兼ねるスイス大使館などに対してテロ攻撃が行われた場合、被害
   に巻き込まれるおそれもありますので、これら付近にはできるだけ近
   づかない方が無難です。なお、爆弾テロの注意事項については、2005
   年10月19日付け広域情報「爆弾テロ事件に関する注意事項」を参照し
   てください。
 (ハ)首都テヘランを含む各地で偽警察官による被害が報告されており、
   被害に遭わないためにも、人通りの少ない道を避け、声を掛けられた
   ら無視する、しつこく声を掛けられたら周りの人たちに助けを求める
   ようにしてください。
 (ニ)首都テヘランだけでなく、イスファハンにおいてもオートバイの2人組
   によるひったくり事件が発生しています。ハンドバッグや手提げカバン
   は必ず道路と反対側に持つなど日頃から注意が必要です。現金は小
   分けにし、また、パスポートはバッグに入れないで身に着けるなど貴重
   品の管理に十分注意してください。
 (ホ)首都テヘラン及び地方都市では、夜間、タクシー運転手による乗客
   に対する強盗事件が多発していますので、タクシー利用の際は、単独
   では白タクや知らない人の車には決して乗車せず、正規のタクシー乗
   り場で乗車するようにし、それ以外での利用、特に深夜の場合はテレ
   フォンタクシーや正規タクシー(ナンバープレートがオレンジ色ないしナ
   ンバープレートにオレンジ色の帯が入っている)の利用をお勧めします。
 (ヘ)エラヒエ地区(首都テヘラン北部の高級住宅地)において、外国人居
   住者を狙った押し入り強盗事件が発生しています。ホテルの部屋や自
   宅の玄関及び窓の開閉には常に警戒することを心掛けるとともに、身
   の周りの警備状況についても確認してください。
 (ト)誘拐事件から自分自身と家族を守る心構えとして、「目立たない」、「
   用心を怠らない」、「行動を予知されない」の三原則を念頭に、日常の予
   防に留意してください。具体的には、「目立つ服装は避ける」、「通勤時
   間や経路を変更する」、「外出や帰宅時に、不審者や車両等が見当た
   らないかチェックする」等の注意が必要です。
 (チ)最近の邦人被害事例
   ○ 2007年2月、イスファハン市近郊のアーテシュガー(拝火寺院)に
     おいて、日本人観光客が強盗被害に遭う事件が発生しています。
   ○ 2007年3月、コム市内のホテル内にて、睡眠薬入りのジュースを飲
     まされ、自室に戻り眠り込んでいた間に、室内を荒らされる被害が
     発生しています。

(2)観光旅行者向けの注意事項
 (イ)首都テヘラン及び地方都市のバザールなどで日本語で親しそうに話
   し掛けてくるイラン人がいますが、金銭をだまし取ったり、日本への入
   国査証申請の保証人になるよう迫ったりする事件が報告されています。
   旅行者に対し、親日家を装って必要以上の世話をし、数日かけて十分
   に信用させてから騙す手口や、仲間が待ち受けている場所に誘い込み、
   集団で襲うケースもありますので、十分な注意が必要です。
    また、気軽に教えた日本の住所や渡した名刺、一緒に撮った写真等
   が、後々、他の日本人を狙った犯罪等に利用される可能性もあります
   ので、十分注意してください。
 (ロ)旧米国大使館周辺、首都テヘランやアフワーズ等地方都市のバスタ
   ーミナルやバザール周辺では、外国人を狙った強盗、スリ、置き引き、
   ひったくり等の犯罪が発生していますので、一見して外国人と分かる
   ような目立つ格好を控え、一人歩きを避けること、歩行中は後ろを度々
   振り返るなど周囲を警戒すること、自分の持ち物から目を離さないこと
   などの注意が必要です。
 (ハ)バスターミナルなどで睡眠薬を混入させた飲食物を旅行者に勧め、
   意識がもうろうとした隙に貴重品を狙う強盗事件が多発していますの
   で、親しげに飲食物を勧められても、不用意に口にしないようにして
   ください。
    また、盗難等の被害に遭われた際には、現地警察においてポリスレ
   ポートを入手する必要がありますが、入手するまでに相当の時間がか
   かり、長期滞在を余儀なくされるおそれがありますので、貴重品の紛
   失・盗難には十分注意してください。
 (ニ)イランでは、麻薬の所持・使用は極刑が科されることもあります
   ので、甘い言葉に誘われて取り返しのつかないことにならないよう、き
   っぱりと拒否してください。

(3)長期滞在者向けの注意事項
   イランに長期滞在中の方は、上記(1)、(2)のほか、以下の事項にも
  注意してください。
 (イ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要ですので、
   到着後遅滞なく在イラン日本国大使館に「在留届」を提出してください。
   また、届出事項に変更が生じたとき又はイランから去る(一時的な旅行
   を除く)ときは、その旨を届け出てください。
    なお、在留届の届出は郵送、ファックスの他、インターネットによって
   も行うことができます。 ( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )
 (ロ)イランの医療事情については、在イラン日本国大使館医務官による
   「在外公館医務官情報」がインターネットで入手可能ですので参照して
   ください。( http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/nm_east/iran.html )
   なお、パキスタンとの国境地帯では肝炎が散発していますので注意が
   必要です。
 (ハ)在イラン日本国大使館では、イラン滞在における「防犯の手引き」を
   無料で配布しております。領事窓口までお問い合わせください。

4.なお、隣国のイラク、アフガニスタンにも、「危険情報」を発出しています
 ので、同情報の内容にも御留意ください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3399
 ○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
 ○在イラン日本国大使館
  住所:Bucharest Avenue, Corner of 5th Street, Tehran, Iran
  電話: (98-21) 8871-7922、8871-3396
  FAX : (98-21) 8871-3515
  ホームページ: http://www.ir.emb-japan.go.jp/

テーマ:渡航情報、危険情報 - ジャンル:海外情報

【2007/05/30 00:54 】 | 中東地域の渡航情報 イラン
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。