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ケニア:リフトバレー熱の流行
1.ケニアにおけるリフトバレー熱の流行

  2006年12月下旬より、ケニアの北東州(North Eastern Province)及び海
 岸州(Coast Province)において、リフトバレー熱が流行しています。2007年
 1月15日付けの世界保健機関(WHO)発表によると、1月21日現在、死者82
 人を含むリフトバレー熱感染疑い患者220人が北東州ガリッサ県、ワジール
 県、海岸州タナ・リバー県等より報告されており、このうち死者12人を含む
 56人が、ケニア医科学研究所の検査により確定診断されました。被害者及
 び汚染地域ともに拡大の傾向にあります。
  ケニア保健省は北東州内のガリッサ(Garissa)州立病院及びIjara地区内
 の病院にリフトバレー熱病棟を設置して患者の治療にあたるとともに、畜産
 水産開発省及び国連食糧農業機関(FAO)の監督の下、家畜へのワクチン
 接種を実施しました。また、媒介蚊駆除のための殺虫剤噴霧、ヒト感染者及
 び家畜感染症例のサーベイランス等の対策を行っています。
  つきましては、ケニアの北東州、海岸州へ渡航、滞在予定の方は防虫対
 策等に十分注意してください。
  なお、ケニアに対しては別途渡航情報(危険情報)が発出されているので併
 せて御確認ください。
2.リフトバレー熱について

(1)原因
   リフトバレー熱ウィルス

(2)感染様式
   人畜共通感染症で、羊、牛、ラクダ、ヤギ等が感染します。蚊に刺される
  か、感染した動物の血液、体液や臓器に接触したり、感染動物の生の乳
  を飲むことによって感染します。(通常、市販の牛乳は殺菌されています。)

(3)症状
   潜伏期間は2~6日で、突然の発熱、頭痛、筋肉痛、背部痛といったイン
  フルエンザ症状が出ます。大部分のヒトへの感染症例は比較的軽症です
  が、1%以下の患者が出血熱を併発し、吐血、鼻出血、下血等の症状が
  出ると、致死率は50%になります。

(4)治療
   リフトバレー熱症例の多くは、比較的軽症なので、特別の治療は必要と
  しません。重症患者には補助的治療が必要となります。抗ウイルス薬で
  あるリバビリンが、実験的にウイルスの増殖を抑制することが示されてい
  ます。

(5)予防法
   蚊に刺されないようにし、動物との接触も避けるようにすることが重要で
  す。リフトバレー熱が発生している地域では、蚊に刺されにくい服の着用、
  虫除けスプレーの使用、室内での蚊帳の使用などの防虫対策に御留意
  ください。
   なお、動物にはワクチンがありますが、人用のワクチンは未だ開発段階
  です。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局政策課(医療情報)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
 ○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.mofa.go.jp/anzen/

テーマ:アフリカ - ジャンル:海外情報

【2007/01/24 13:29 】 | アフリカ地域の渡航情報 ケニア
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