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ロシアに対する渡航情報(危険情報)の発出
●チェチェン、イングーシ、ダゲスタン、北オセチア、カバルダ・バルカル、
  カラチャイ・チェルケスの各共和国及びスタヴロポリ地方
    :「渡航の延期をお勧めします。」(既に滞在中の方は、退避手段
      等につきあらかじめ検討してください。)(継続)
●上記を除く地域(首都モスクワを含む)
    :「十分注意してください。」(継続)


1.概況
(1)チェチェン、イングーシ、ダゲスタン、北オセチア、カバルダ・バルカル、
  カラチャイ・チェルケス各共和国及びスタヴロポリ地方は、チェチェン
  紛争に関連したテロが多数発生しており、また、治安当局も銃撃戦を
  伴う掃討作戦を頻繁に実施するなど、治安情勢が不安定です。

(2)ロシア当局の掃討作戦により、チェチェン武装勢力はその指導者の多
  くを失いましたが、上記(1)の地域の情勢が安定化するには長期間を
  要すると見られますので、今後とも警戒が必要です。また、モスクワ市
  などの大都市では、引き続き地下鉄などの公共交通機関を狙ったテロ
  が発生する可能性があります。日本人を含めた外国人はこれら武装勢
  力の直接の標的とはなっていないとみられますが、テロ事件に巻き込ま
  れる可能性もあります。
(3)また、上記(1)の地域に接する隣国グルジアとロシアは、駐留ロシア軍の
  活動をめぐる事件や、グルジアの南オセチア及びアブハジア地域における
  紛争の解決のあり方をめぐって、二国間関係が緊張しています。
  今後、不測の事態が発生するおそれが完全には排除されませんので、注
  意が必要です。

2.地域情勢
(1)チェチェン、イングーシ、ダゲスタン・北オセチアの各共和国
  :「渡航の延期をお勧めします。」(既に滞在中の方は、退避手段等に
    つきあらかじめ検討してください。)
   これらの地域においては、これまで武装勢力によるものと思われるゲ
  リラ的攻撃や大規模な自爆テロ事件が多数発生してきており、民間人に
  も多くの犠牲者が出ています。ロシア政府は紛争解決に向け、チェチェ
  ンの正常化プロセスを進行させるとともに、治安機関が武装勢力に対す
  る掃討作戦を続けていますが、その正常化プロセスに中心的な役割を果
  たしてきたカディロフ・チェチェン共和国大統領が2004年5月9日に爆弾
  テロにより殺害されました。一方、チェチェン独立派指導者であるマス
  ハドフ司令官が2005年3月8日にロシア当局の掃討作戦により死亡しまし
  た。また、その後継者とされたサイドゥラエフ氏が2006年6月17日に、
  武装勢力の最強硬派と目されていたバサエフ野戦司令官が7月10日にロ
  シア当局の掃討作戦により死亡しました。武装勢力は、その指導者の多
  くを失ったため、大規模テロの実行能力は弱まったと見られますが、小
  規模なテロ行為は依然として発生するなど、情勢は引き続き不安定であ
  り、十分な警戒を要します。
   イングーシ共和国においては、2004年6月21日から22日にかけての深
  夜、300~500人規模の武装集団が同共和国治安機関を襲撃するという大
  規模な戦闘が発生し、民間人を含め88人が犠牲となった事件や、2005年
  8月25日に同共和国のマリサゴフ首相が爆弾テロにより重傷を負うと
  いった事件が発生し、2006年に入ってからは現地治安当局幹部が武装勢
  力の襲撃を受けて死亡する事件が相次いで発生しています。
   ダゲスタン共和国においては、2005年7月1日に兵士10人が死亡、16人
  が負傷する爆弾テロが発生、また、2006年6月20日には、組織犯罪対策
  を担当する現地当局の幹部が襲撃されて死亡するなど、現地治安機関・
  軍人に対するテロが相次いで発生しています。
   北オセチア共和国においても、2004年9月1日に武装勢力が学校を襲撃
  ・占拠する事件が発生し、子供を含む300人以上の犠牲者が出るなど、
  チェチェン共和国に隣接する地域の情勢は極めて不安定な状況です。
   つきましては、これらの地域への渡航は目的の如何を問わず延期する
  ようお勧めします。また、既に同地域に滞在されている方は、退避手段
  等につきあらかじめ検討してください。

(2)カバルダ・バルカル、カラチャイ・チェルケスの各共和国及びスタヴ
  ロポリ地方
  :「渡航の延期をお勧めします。」(既に滞在中の方は、退避手段等に
    つきあらかじめ検討してください。)
   これらの地域においては、情勢が必ずしも安定しておらず、チェチェ
  ン武装勢力によるテロも起きています。2002年1月24日には、スタヴロ
  ポリ地方のゴリュガェスカヤ村に対し、自動小銃等で武装したグループ
  が攻撃を加えるという事件が発生しました。また、2001年10月には、
  チェチェン武装勢力の一派が、グルジア北西部のアブハジア自治共和国
  領を経由してカバルダ・バルカル共和国あるいはカラチャイ・チェルケ
  ス共和国への侵攻を企図している動きがみられたことから、両共和国の
  国境警備が強化された経緯もあります。2005年10月13日には、カバル
  ダ・バルカル共和国の首都ナリチクの治安機関等が同時に襲撃され、一
  般人12人を含め多数の死亡者が出るというテロ事件が発生しました。
   つきましては、同地域への渡航は目的の如何を問わず延期するようお
  勧めします。また、ロシア・グルジア国境の山岳地帯への登山のため、
  カバルダ・バルカル共和国を経由する方がおられますが、上記の理由か
  ら、これも延期するようお勧めします。既に同地域に滞在されている方は、
  退避手段等につきあらかじめ検討してください。

(3)上記を除く地域(首都モスクワを含む)
  :「十分注意してください。」
   モスクワでは、2002年10月に発生したチェチェン武装勢力による劇場
  占拠事件(この事件と同じテロリスト集団が2004年9月1日に発生した北
  オセチアの学校占拠事件を起こしたとの報道もあります。)、2003年7
  月にモスクワ市内のトゥシノ飛行場で発生した自爆テロ事件、同年12月
  にモスクワ中心部のナショナル・ホテル前で発生した自爆テロ事件、
  2004年2月6日に発生した市内地下鉄車内での爆弾テロ事件、同年8月31
  日に発生した市内の地下鉄駅周辺での爆弾テロ事件などテロ事件が頻
  発
しており、いずれの事件でも多数の死傷者が出ています。また、同年
  8月24日深夜にモスクワから飛び立った旅客機2機が爆弾テロにより墜落
  し、乗客・乗員全員が死亡しました。ロシア治安当局は警備を強化して
  いますが、2005年6月12日には、モスクワ市より南方153km離れた線路上
  でチェチェン発モスクワ行き急行列車を狙った爆弾テロが発生し、列車
  の脱線により10人以上の負傷者が出る事件が起きています。
   その他、大都市を中心に外国人を狙った集団暴行事件が多発してい
  ます。
2005年10月にはヴォロネジ市の路上でペルー人留学生が、2006年4
  月にはサンクトペテルブルク市の路上でセネガル人留学生が、9月には
  同市内でインド人留学生がそれぞれ若者集団の襲撃を受け殺害されると
  いう事件が発生しました。また、8月にモスクワ市内の市場で多数の死
  傷者が出た爆弾事件は、アジア人排斥が目的との報道もあります。外国
  人排斥を標榜する集団(スキンヘッド・グループ等)による事件はこれ
  ら以外の主要都市でも頻繁に発生しており、日本人が負傷した事例もあ
  ります。排外的民族主義者による犯罪を含む、このような一般犯罪に対
  しても注意を払う必要があります。
   つきましては、モスクワ市やサンクトペテルブルク市等の各都市に渡
  航・滞在を予定されている方は、このような事情を考慮し、不特定多数
  の人が多く集まる場所への訪問や公共交通機関の利用、繁華街への外出
  をできるだけ控え、こうした場所に行く必要がある場合には周囲の状況
  に注意を払うとともに、万一に備えて、外出先を家族や知人などに伝え
  るなど安全対策に十分心掛けてください。また、ロシア国内線(特にロ
  シア南部方面との間の路線)の利用については、ロシア当局による旅客
  機墜落事件の解明や再発防止のための措置等最新の情報に注意を払い、
  慎重に検討されるようお勧めします。

3.滞在に当たっての注意
  滞在中は、上記情勢及び下記の事項に十分留意して行動し、危険を避け
 るようにしてください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
 【ロシアへの出入国に関する注意事項】
 (イ)ロシアは、出入国に際しての取締りが特に厳しい国です。査証の
   有効期間切れや洗濯等によるパスポートの人定事項欄や査証の損傷
   などの理由により、ロシアへの入国又はロシアからの出国ができなくなる
   トラブルが頻発しています。出入国関連法を含め、ロシアの国内法を
   遵守するようにしてください。また、ロシアを乗り換え地としてNIS諸国
   に赴く際、ロシアの通過査証を取得していなかったため、乗り継ぎ
   できなくなった
トラブルも起きています。事前に航空会社等に対して十分
   確認を行ってロシア査証を取得するか、又は西欧等の査証を必要とし
   ない乗り換え地を選ぶようお勧めします。
 (ロ)2006年2月、通関規則が改正され、ロシア入国時に携行荷物全体の価
   格が65,000ルーブル(約2,400米ドル)を超える
か、あるいは総重量
   が35kgを超える
場合には課税対象となりました。これらのケースに該当
   する場合には、税関での申告が必要となりましたので御留意ください。
 (ハ)2006年5月には、日本人旅行者がシェレメチェボ第二空港から出国す
   る際、携行していた外貨現金(総額10,000米ドル以上)が無申告であった
   ことが税関において発覚し、空港内にて外貨現金を全額没収されるという
   事件が発生しました。ロシアへの入国の際に、保有する外貨、ルーブル
   貨、トラベラーズチェック及び有価証券の合計が10,000米ドルを超える
   場合には、税関にその旨を申告しなければなりません。
    また、出国時に3,000米ドル相当を超える外貨またはルーブル貨を持
   ち出す場合や、10,000米ドル相当額以上のトラベラーズチェックを持
   ち出す場合にも税関申告が必要です。税関申告は、空港での出入国の
   際の赤ゾーンで行うことができます。緑ゾーンを通ると無申告扱いと
   なります。税関申告の詳細については《安全対策基礎データ》を御覧
   ください。
 (ニ)2004年、イングーシ共和国にて日本人が滞在登録不履行と衛星携帯
   電話登録義務違反のため事実上の拘束状態となりました。ロシアで
   は、同一住所に継続して3日以上(土日祝祭日を除く)滞在する場合に
   は、滞在地毎に滞在登録(レギストラーツィア)が必要です。ホテルに
   宿泊の場合は、滞在日数に関係なくチェックイン後、直ちにホテル側
   が手続を行います。また、衛星携帯電話をロシア国内に持ち込む場合
   には、税関申告の際、必ず登録を行ってください。
 (ホ)プレス(フリーのカメラマン、ジャーナリストを含む)の皆様におかれて
   は、「取材目的」にてロシアを訪問する場合、事前に記者登録を行い取材
   許可を得るとともに、「報道査証」を取得してください。
   また、取材用機材の持込みに際しては、別途登録手続が必要ですので
   然るべく登録を行ってください。
 【治安面での注意事項】
 (ヘ)外国人を狙った犯罪としては、強盗事件や、スリ、置き引き、詐欺
   といった金品奪取を目的とするものが多発しているほか、外国人排斥
   を主張するグループ等による暴行傷害事件も発生し、主要都市では日
   本人の被害者も出ています。また最近、極東地域では偽造通貨が出
   回っており、十分な注意が必要です。詳しい犯罪手口については《安
   全対策基礎データ》
を御参照ください。
 (ト)テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連
   情報の入手に努め、政府関係施設、公共交通機関、大型商業・遊興施
   設等テロの標的となる可能性がある場所にはできる限り近づかない、
   大勢の人が集まる場所では警戒する、周囲の状況に注意を払うなど安
   全確保に十分注意を払ってください。また、テロ事件が発生した場合
   の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう
   心掛けてください。
 【医療事情】
 (チ)ロシアにおいて入院が必要となる病気になったり、負傷した場合に
   は、ロシアの病院に入院することもできますが、重度の場合、ロシア
   国外の医療機関への緊急移送となるケースがほとんどです。この場
   合、極めて高額の費用を要しますので、海外旅行傷害保険に加入する
   よう強くお勧めします。最近、高齢者の方の観光旅行が増えています
   が、食事や気候の変化から体調を崩し、入院される方が目立ちます。
   健康管理にも十分配慮してください。
 【その他】
 (リ)滞在中はパスポートを常時携行することが必要です。ロシアでは、
   警察官による職務質問が頻繁に行われ、身分証明書の提示を求められ
   ますが、パスポートを携行していなかったために警察署に連行された
   り、パスポート不携帯を理由に金銭を脅し取られる事例等が主要都市
   で発生していますので、《安全対策基礎データ》を参照の上、被害に
   遭わないよう注意してください。ただし、盗難被害に遭わないよう、
   パスポートの携行に当たっては肌身から離さず所持する等十分な注意
   が必要です。
 (ヌ)ロシアでは、2002年11月から法令によって出入国カードの制度が導
   入されています。入国審査の際に半分が切り取られますが、残った半
   券は出国の際に必要になりますので、紛失しないよう注意してください。

(2)長期滞在者向けの注意事項
 (イ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要ですので、
   到着後遅滞なく在ロシア日本国大使館又はロシア国内の日本国総領事
   館に「在留届」を提出してください。また、住所その他の届出事項に
   変更が生じたとき又はロシアを去る(一時的な旅行を除く。)とき
   は、必ずその旨を届け出てください。なお、在留届の届出は、郵送、
   FAXのほか、インターネット( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )に
   よっても行うことができます。
 (ロ)外出の際には、身の周りの安全に十分注意してください。また、可
   能な限り夜間の外出は控える、外出の際は複数人で行動する、携帯電
   話を携行し連絡手段を確保するなど、犯罪に巻き込まれないようにし
   てください。
 (ハ)「渡航の延期をお勧めします。」の危険情報が発出されている地域
   に滞在されている方は、不測の事態に備え、食料、飲料水等を備蓄し
   ておくとともに、パスポート、貴重品、衣類等をいつでも持ち出せる
   よう準備しておき、さらに、退避手段等についても常時確認しておく
   ようにしてください。

4.なお、隣国のアゼルバイジャン、グルジア、ベラルーシ、中国、北朝鮮
 に対し、別途各々「危険情報」を発出していますので、これら情報にも御
 留意ください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3100
 ○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.mofa.go.jp/anzen/
 ○在ロシア日本国大使館
  住所:Kalashny Pereulok 12, Moscow, Russia
  ホームページ: http://www.ru.emb-japan.go.jp/
  電話: (7-495) 291-85-00、291-85-01
  FAX : (7-495) 694-1240
 ○在ウラジオストク日本国総領事館
  住所:Ulitsa Verkhne-Portovaya 46, Vladivostok, Primorsky Krai,
     690003, Russia
  電話: (7-4232) 26-7502、26-7513、26-7481
  FAX : (7-4232) 26-7541
 ○在サンクト・ペテルブルク日本国総領事館
  住所:Nab. Reki Moiki 29, Sankt-Peterburg, 190000 Russia
  電話: (7-812) 314-1434
  FAX : (7-812) 710-6970
 ○在ハバロフスク日本国総領事館
  住所:Ulitsa Turgeneva 46, Khabarovsk, Khabarovsky krai, 680000,
     Russia
  電話: (7-4212) 413044、413045、413046
  FAX : (7-4212) 413047
 ○在ユジノサハリンスク日本国総領事館
  住所:Lenin St. 234,5th Floor, Yuzhno-Sakhalinsk, Sakhalinskaya
     Oblast 693020, RUSSIA
  電話: (7-4242) 72-60-55、72-55-30
  FAX : (7-4242) 72-55-31
【2007/02/15 21:41 】 | 旧ソ連邦地域の渡航情報 ロシア
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