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パプアニューギニアに対する渡航情報(危険情報)の発出
 ●ブーゲンビル島アラワ市以南(アラワ市街地を除く)
    :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
 ●上記を除く全地域
    :「十分注意してください。」(継続)
                                     → 別添資料

1.概況
(1)パプアニューギニアでは、物価の高い首都や主要都市において、地方
  からの移住者など購買力の低い困窮者が犯罪を起こす傾向にあり、殺
  人、強盗、強姦、傷害等の凶悪事件が頻繁に発生し、邦人の被害も発生
  しています。警察機構は、人手不足や予算不足から十分機能しておら
  ず、犯罪者の検挙率はかなり低い状況です。
(2)2007年5月から7月にかけて総選挙が予定されており、激しい選挙戦が
  全国で繰り広げられます。過去の総選挙では、治安上の大きな混乱が見
  られた地域があったことから、今次総選挙においても、治安上の混乱が
  懸念されています。

(3)2005年6月、長期間の紛争を経てブーゲンビル州に自治政府が発足しま
  したが、いまだ同自治政府の治安組織の体制が十分に整っておらず、同
  島南部(アラワ市以南)においては、反自治政府勢力に対する統制が不
  十分です。

(4)パプアニューギニアの一部は環太平洋火山帯に位置し、比較的大きな
  地震や火山活動が観測されています。特にニューブリテン島では複数の
  活火山が存在し、噴煙をあげています。

2.地域情勢
  本年5月から7月にかけて総選挙が予定されています。毎回激しい選挙戦
 が全国で繰り広げられることに伴い、過去には夜間外出禁止が2か月間にわ
 たって発令されたことや、一部の都市で治安機関が機能しなくなったこと
 があります。今回も選挙戦の動向によっては、選挙期間終了後も長期間、
 治安に混乱が生じることも予想されることから、最新の情報に注意してく
 ださい。
  その他、街中では選挙演説などが突然始まり、群衆が集まることがあり
 ます。これら群衆が暴徒化する可能性や、スリや強盗の被害に遭う危険性
 が高いため、興味本位で人混みに近づくことは避けてください。

(1)ブーゲンビル島アラワ市以南(アラワ市街地を除く)
  :「渡航の是非を検討してください。」

   ブーゲンビル紛争の際に反政府活動の中心となってきたBRA(ブーゲン
  ビル革命軍)より派生したメカムイ防衛軍は、同島南部に位置するパン
  グナ鉱山付近の立入禁止区域で反自治政府活動を行ってきました。しか
  し、2005年7月末に指導者フランシス・オナが死去した後、同勢力は、
  統制の取れない状況に陥り、アラワ市からブーゲンビル島南部へ向かう
  道路において、旅行者等から金銭を巻き上げるための道路封鎖を依然
  行っています。他方、メカムイを追い出されたノア・ムシンクを首謀者
  とする武装集団もトヌ周辺で活動を続けていますが、自らの手で同地域
  の秩序回復を目指すグループとムシンク一派の間で銃撃戦も起きてお
  り、その動向を引き続き注視する必要があります。平和的な治安回復を
  めざし、関係当局も交渉を行っておりますが、大きな進展はみられてい
  ません。さらに、同島内においては、インフラ(道路、電気、通信)整
  備が非常に遅れており、宿泊施設や交通手段も劣悪な状況です。ついて
  は、(ブカ及びアラワ市以北については十分注意の上渡航が可能です
  が、)メカムイ防衛軍の拠点が点在するアラワ市以南(アラワ市街地を
  除く)への渡航については、その是非を含め十分な検討を行い、やむを
  得ない事情から渡航する場合には、信頼のおける旅行会社等を通じて地
  元関係者と調整するなど、万全の安全対策を講じることをお勧めしま
  す。

(2)首都ポートモレスビー市及びレイ市等の地方主要都市
  :「十分注意してください。」

   首都ポートモレスビー市とその周辺地域及びレイ市、マウントハーゲ
  ン市等の地方都市では、スリや引ったくり等の一般犯罪のほか、集団に
  よる婦女暴行、「ラスカル」(5~10人程度の武装集団)による銀行・
  商店強盗、また、武器等を用いた車両強奪といった凶悪犯罪が跡を絶ち
  ません。また、国立博物館などの観光地においても、白昼、観光客が武
  装集団に襲撃される事件が起きており、邦人旅行者の被害も発生してい
  ます。

(3)北部沿岸地域
  :「十分注意してください。」
   ニューブリテン島東部及びニューアイルランド島は環太平洋火山帯に
  位置するため、頻繁に地震や火山活動が観測されています。特にニュー
  ブリテン島には複数の活火山があり、2006年7月には島中部地区、同年
  10月には島北部ラバウルにおいて、空港が一時閉鎖され付近住民が避難
  を要するような比較的大規模な火山活動がありました。

(4)ハイランド地方:(西、南、東ハイランド州、エンガ州及びチンブ州
  の計5州)
  :「十分注意してください。」
 (イ)南ハイランド州では、州政府内部に蔓延した汚職等で行政サービス
   などが低下していたため、昨年8月に非常事態宣言が発令されました。
   同決定は最高裁判所より違憲との判断がなされましたが、秩序回復の
   ための治安維持警察部隊は引き続き配置されています。
 (ロ)2006年11月、西ハイランド州トゴバ(Togoba)地区(州都マウント
   ハーゲンから西へ約20km)において、部族間衝突が発生しました。同
   地域では過去数十年にもわたって衝突を繰り返していますが、今回は
   多数の高性能武器(ライフル等)が使用され双方に死傷者が出るとと
   もに、影響が広範囲に及びました。同地域は主要幹線道路(ハイラン
   ド・ハイウェイ)に面しておりますが、大木等によりロード・ブロッ
   クが設けられ、通行する車両や乗客の検査が行われるなどし、一般市
   民の生活にも影響が出ました。今年1月には西ハイランド州マウント
   ハーゲン市内中心部でも部族衝突に起因する混乱が起きていますの
   で、市街地だからといって油断はできません。
 (ハ)ハイランド地方のその他の地域においても、銃器を用いた車両襲撃
   などの凶悪犯罪が発生しており、また部族対立が続いている地域があ
   りますので十分ご注意ください。

(5)インドネシアとの国境付近
  :「十分注意してください。」
   パプアニューギニアとインドネシアとの国境線は約780kmにもおよび、
  そのほとんどはジャングルであるため国境監視は困難な状態です。国境
  事務所では係官が通過する人と物の往来は管理していますが、それ以外
  の経路で越境することも不可能ではなく、その人数は把握できていませ
  ん。
   なお、国境付近への渡航の際にはインドネシアに対する「危険情報」
  も御確認ください。

3.滞在にあたっての注意
(1)観光旅行者向け注意事項
 (イ)パプアニューギニアでは、いわゆるバックパック旅行に適した宿泊
   施設を見つけることは難しく、また現地の人々が利用する公共交通機
   関の利用は、信頼性や治安上の観点からお勧めできません。現地を訪
   れる際には、信頼できる旅行会社や現地の関係者等を通じて事前に手
   配することを、強くお勧めします。
 (ロ)旅行に当たっては、現地事情に詳しい旅行業者が同行することが望
   まれます。日中であっても、単独行動はお勧めできません。また、性
   犯罪も多発していることから、特に女性の単独行動は避けてくださ
   い。さらに、外出の際には徒歩による移動は避け、車両を利用するこ
   とをお勧めします。
 (ハ)外出の際は旅券等貴重品は持ち歩かず、最小限の現金を持参し、残
   りは旅券その他の貴重品とともに、ホテルのセイフティーボックス等
   の安全な場所に保管しておくと良いでしょう。
 (二)空港から市内若しくはホテルに向かう場合又は観光などで郊外へ行
   く場合には、PMV(乗合い)バスやタクシーは犯罪に巻き込まれる可
   能性が高いので、ホテルからの送迎車両や運転手付きのレンタカーを
   利用することをお勧めします。さらに、警察官によるエスコートも可
   能ですので、予めホテル又は旅行代理店を通じて御相談ください。
 (ホ)宿泊に際しては、警備がしっかりしている一流ホテルをお勧めしま
   す。しかし、一流と言われるホテルであっても必ずしも安全とは言え
   ず、施錠を確実に実施し、ドアを開ける前には必ず相手を確認する等
   の注意が必要です。

(2)渡航者全般向け注意事項
 (イ)人気のない路地や郊外、野外マーケット等の人が多く集まる場所へ
   の立入りはなるべく避けてください。また、単独及び夜間の外出は極
   力控えたほうが良いでしょう。
 (ロ)婦女暴行事件も発生していますので、女性のひとり歩きは避けてく
   ださい。
 (ハ)現金や貴重品を人目にさらしたり、車内等に所持品を放置するのは
   犯罪を誘発する可能性があるので避けてください。また、パプア
   ニューギニアにはチップの習慣はないので、安易に現金を渡すと、た
   かりや襲撃の対象となり易いので注意してください。
 (ニ)行動する際には、なるべく目立たない格好を心掛け、服装も背広の
   着用は犯罪のターゲットになりやすいので軽装にする。また、バッグ
   類の携行及びウェストポーチの装着はひったくられやすいので、十分
   注意してください。
 (ホ)住居などのゲート前において車両が停車したところを、複数犯で襲
   撃する事件が発生しています。また、路上に障害物を設置したり、道
   路横断者を装うなどして車両を停車させて襲撃してくるケースがある
   ので十分注意して運転してください。
 (ヘ)休暇や出張で長期不在とする際、又は日常買い物に行くときでも、
   空き巣被害は発生しています。戸締まりには十分注意してください。
   特に内部の者による犯行と疑われる事件も発生しておりますので、油
   断は禁物です。
 (ト)万一、武装集団などの襲撃に遭った場合には、むやみに抵抗せず、
   落ち着いて対処してください。
 (チ)医療整備は遅れており、オーストラリアへ緊急移送が必要となるケ
   ースも多く発生しています。信頼できる保険会社と、十分な保証額の
   契約をすることをお勧めします。
 (リ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですの
   で、到着後遅滞なく在パプアニューギニア大使館に「在留届」を提出
   してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又は
   パプアニューギニアを去る(一時的な旅行を除く)ときは、必ずその
   旨を届け出てください。
    なお、在留届の届出は、郵送、FAXのほか、インターネット
   ( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )によっても行うことができま
   す。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
 ○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.mofa.go.jp/anzen/
 ○在パプアニューギニア日本国大使館
  住所:1st & 2nd Floor, Cuthbertson House, Cuthbertson St. Port
     Moresby, NCD, Papua New Guinea
  電話: (675) 3211800
  FAX : (675) 3214868

テーマ:渡航情報、危険情報 - ジャンル:海外情報

【2007/03/15 01:58 】 | 大洋州地域の渡航情報 パプアニューギニア
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