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イエメンに対する渡航情報(危険情報)の発出
●サアダ州、アル・ジャウフ州、シャブワ州及びマアリブ州
    :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
●アムラン州
    :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●首都サヌアを含むその他の地域
    :「十分注意してください。」(継続)
                                        → 地図

1.概況
(1)イエメン政府は、2001年9月の米国同時多発テロ事件以降、米国との協
  力の下、国際テロ組織アル・カーイダの国内分子の掃討作戦を積極的に
  推進してきました。最近では欧米各国の協力を得て、アフリカ諸国から
  の難民流入を阻止すべく沿岸警備にも力を入れています。これらイエメ
  ン政府の努力の結果、ここ数年イエメン国内で大規模なテロは発生して
  いませんでした。しかし2006年2月、政府の政治犯収容所に拘束されて
  いたアル・カーイダのメンバーらが脱走して以後、同年9月にハダラマウ
  ト州、マアリブ州にそれぞれ所在する石油関連施設を標的とした自爆
  テロ未遂事件が発生したほか、同年10月にはアル・カーイダのメンバー
  と指摘される外国人が、ソマリアへの武器密輸に関与していたとして検
  挙される等、治安情勢には今後とも注意を要する状況にあります。
(2)国内の一部の州では、反米を唱える一部の宗教指導者と治安部隊との
  武力衝突や、部族間対立による発砲事件、また、武装部族グループによ
  る外国人を標的とした誘拐事件が発生しています。

(3)在イエメン米国大使館等は、イエメンにおいて潜在的なテロの脅威が常
  にあるとして、イエメンに滞在する者に対して慎重に行動するよう注意を
  喚起しています。

2.地域情勢
(1)サアダ州、アル・ジャウフ州、シャブワ州及びマアリブ州
  :「渡航の延期をお勧めします」
 (イ)サウジアラビアと国境を接しているサアダ州においては、武器密輸業
   者による違法な武器の取引が報告されています。また、2004年6月21日、
   サアダ市から西方約40kmの国境付近において、シーア派イスラム過激
   派と治安当局の大規模な武力衝突が発生し、双方合わせて400人以上
   の死者が出ました。その後、状況は沈静化していますが、今後も不測の
   事態に巻き込まれないよう注意が必要です。
 (ロ)アル・ジャウフ州及びシャブワ州では、米国寄りの姿勢を強めるイエメ
   ン中央政府に対する反発も強く、政府のコントロールが弱い地域と言わ
   れ、銃器を使用した部族間抗争も度々発生しています。
    また最近では2006年9月10日、シャブワ州で政府に拘束されている部
   族民の解放を目的として、フランス人旅行者4人が武装した部族に誘拐
   される事件が発生しました。被害者はその後全員無事に解放されまし
   たが、拘束期間は2週間以上にわたりました。
 (ハ)マアリブ州では、アル・ジャウフ州やシャブワ州と同様、政府のコント
   ロールが弱い地域と言われ、中央政府に対する「取引の手段」として
   過去に外国人を狙った誘拐が頻繁に行われていましたが、政府が厳罰
   措置をもって臨んだことが奏功し、過去数年間誘拐の発生は報告され
   ていませんでした。しかし、2005年末から2006年1月初めにかけてこれ
   らの州では誘拐が再発し、スイス人、オーストリア人、及びイタリア人
   旅行者が、相次いで武装した部族グループに誘拐されています。

    つきましては、これら4州に渡航・滞在を予定されている方は、いか
   なる目的であれ渡航を延期するようお勧めします。

(2)アムラン州
  :「渡航の是非を検討してください」
   アムラン州においては、銃器を使用した部族間抗争が現在も発生して
  いるほか、過去には建設プロジェクトに反対する地元部族による襲撃事
  件も発生しました。
   つきましては、同州に渡航・滞在を予定されている方は、渡航の是非を
  含め自らの安全につき真剣に検討され、渡航する場合には移動はなる
  べく日中に限定
し、現地事情に詳しい者や安全対策の専門家を同行さ
  せるなど具体的な安全対策を講じるようお勧めします。

(3)首都サヌア市含む上記以外の地域
  :「十分注意してください」
 (イ)2006年9月16日、首都サヌア市内で同市へのテロを計画していた者
   4人が治安当局により検挙され、大量の爆薬や銃器が押収されていま
   す。また、同年10月1日、首都サヌア市内の政治犯収容所から脱走し
   た者2人が、治安部隊との銃撃戦の末、射殺され、潜伏先のアジトに
   大量の爆薬などを隠していたとされています。
 (ロ)2006年4月、首都サヌア市内のマーケットで、口論から手榴弾が使用
   され複数の死傷者が出ました。
 (ハ)アデン州の沖合では、商業船舶に対する海賊行為も報告されていま
   す。
 (ニ)その他、日本人観光客がよく立ち寄ると言われるアル・マハウィット州、
   ハッジャ州、ホディダ州、イッブ州、タイズ州、ハドラマウト州については、
   特に目立った事件は発生していませんが、イエメン国内には極めて広
   範囲に大量の銃器が出回っており、部族間の対立に起因する発砲事件
   が散発しています。特に山間部の部族は、銃器で武装して独自のコミュ
   ニティーを形成している場合が多く、これらの部族が居住する地域に
   入り込めば、不測の事態に巻き込まれるおそれがあります。

    つきましては、これらの地域に渡航・滞在を予定されている方は、依然
   としてテロ事件等、不測の事態が発生する可能性は排除できませんので、
   引き続き十分な注意が必要です。

3.滞在に当たっての注意
  滞在中は、下記事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてく
 ださい。また、外務省、在イエメン日本国大使館、現地関係機関、報道等
 により最新情報を入手するよう努めてください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
 (イ)最近では大規模なテロの発生はありませんが、一部の地域では情勢
   が常に流動的であり、テロ事件等、不測の事態に巻き込まれることの
   ないよう、主要欧米関連施設(各国の在外公館などの政府関連施設や
   主要企業関連施設など)、軍関係施設、及び外国人が多数集まるよう
   な場所への出入りを最小限にするなど、自らの安全確保に十分留意し
   てください。また、ホテルについても安全対策のしっかりした施設を選ぶ
   等の対策も必要です。
 (ロ)爆弾事件や銃撃事件、デモ等に遭遇した場合は、直ちにその場から
   離れるようにしてください。
 (ハ)イエメンの交通事情は劣悪で交通事故が頻発しています。特に首都
   サヌア市内では道路を横断する際にも十分な注意が必要です。また、
   郊外は山岳路が多く無理な追い越しをする車両も多いため、いったん
   事故が発生すると直接人命に関わるケースに発展します。乗り合いタ
   クシーやバスを利用する際も、なるべく信頼のおける会社あるいはド
   ライバーを利用するよう心掛けてください。
 (ニ)置き引きやスリなどの一般犯罪も発生しており、常に警戒を怠らな
   いようにしてください。特に最近では、外国人女性に対するストーカ
   ー行為
も散見され、見知らぬ人物を安易に信用して車に同乗するこ
   とのないよう注意してください。

(2)観光旅行者向けの注意事項
 (イ)2001年9月に発生した米国同時多発テロ事件以降、イエメンにおいて
   は全渡航者に対する入国審査が強化されています。アフガニスタン、
   パキスタン及びイランの入国記録等が記載されているパスポート
   を所持している方で、イエメン所在の企業、団体又は旅行業者等
   の支援を受けていない方は、入国時、治安関係者から事情聴取を
   受けるおそれがあります。
また、イスラエルの入国記録等のある方
   は入国を拒否されるおそれがあります。
これらは、仮に在京イエメン
   大使館で入国ビザを取得できた場合であっても例外ではありませ
   ん
ので注意してください。
    特に2006年に入り、イエメン国内におけるアル・カーイダ関係者の
   動きもあることから、国内の各空港の警備は以前よりも厳しくなって
   います。到着した際、治安関係者からバックの開披を要求されること
   もありますので留意してください。
 (ロ)イエメン入国管理局は、サヌア国際空港入国窓口において査証
   を発給しています
が、上記(イ)に該当する条件次第では査証の発給
   を拒否される場合があります。また、便によっては査証窓口に長蛇の列
   ができ、かなりの時間を要しますので、あらかじめ日本で査証を取得す
   るようお勧めします。
 (ハ)首都サヌア市内を除き、イエメン国内を陸路で移動する場合は、イ
   エメン観光警察
(TOURISM POLICE)が発行する許可証(PERMISSION)
   が必要です。国内各所に軍や警察の検問所があり、検問所毎に許可証
   の提示を求められます。この提示ができない場合には移動が許可され
   ない場合がありますので、陸路での移動を予定されている方は、イエメン
   の旅行会社等を通じて、許可証を取得した上で移動してください。
 (ニ)従来、在イエメン・サウジアラビア大使館では、個人旅行者に対しても
   比較的短期間で査証を発給していましたが、最近査証申請が受理さ
   れないケースが多く報告されています。
陸路でのサウジアラビア入
   国を予定されている方は、在京サウジアラビア大使館で事前に情報を
   入手した上で、旅行の計画を立ててください。

(3)長期滞在者向けの注意事項
 (イ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要となります
   ので、到着後、遅滞なく在イエメン日本国大使館へ「在留届」を提出
   してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じた時、又は
   イエメンから去る(一時的な旅行を除く)ときは、その旨を届け出てくだ
   さい。なお、在留届の届出は、郵送、ファックスのほか、インターネット
   http://ezairyu.mofa.go.jp/ によっても行うことができます。
 (ロ)外出の際は身の周りの安全に十分注意し、不測の事態に巻き込まれ
   ることのないよう注意してください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3399
 ○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.mofa.go.jp/anzen/
 ○在イエメン日本国大使館
  住所:Hadda Area, North of Hadda Water Distillation Factory,
     Sana'a, Republic of Yemen. (P.O. Box 817)
  電話: (967-1) 423700
  FAX : (967-1) 417850、417860
【2006/12/12 17:03 】 | 中東地域の渡航情報 イエメン
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