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イラク:治安情勢(2007/03/30)
1.イラクについては、北部のクルド地域(エルビル県、スレイマニア県及び
 ドホーク県)に対し「渡航の延期をお勧めします。」を、それ以外の全土に
 対し「 退避を勧告 します。渡航は延期してください。」(退避勧告)を発出
 するとともに、スポット情報において、累次にわたり、テロ・誘拐の脅威に
 ついて注意を促しています。イラクではこれまで、治安組織や米軍、民間
 人等に対する攻撃
外国人誘拐等が相次いで発生しており、また、テロ
 事件に巻き込まれる可能性があるだけではなく、邦人を含む外国人がテ
 ロ・誘拐等の直接の対象となっていること
に十分留意が必要です。
  また、クルド地域についても、過去には大規模な自爆テロが発生してい
 ること、テロ事件の頻発するイラク中部に隣接していること、またイラク全
 体の情勢が流動的であることから、今後とも注意が必要です。
2.最近、イラクで発生した主な事件等は、報道によれば以下のとおりです。
 特に最近の傾向として、要人を狙ったとみられるテロ事件が増加している他、
 クルド地域に隣接する地域(モースル、キルクーク等)でテロ事件が多く発
 生しています。
(1)3月22日
 (イ)バグダッドで、同国のマーリキー首相と訪問中の潘基文国連事務総
   長の共同記者会見が行われる中、会見場の首相府近くにロケット弾1発
   が着弾しました(負傷者はありませんでした)。
 (ロ)中部バークーバの街路で、前日(21日)に武装集団によって自宅か
   ら拉致された地元評議会のイスラム教シーア派議員の遺体が発見され
   ました。

(2)3月23日
 (イ)バグダッド中心部にある同国ゾウバイー副首相の自宅敷地内で、自
   動車爆弾の爆発及び自爆攻撃があり、同副首相の兄弟や顧問、護衛ら
   計9人が死亡、同副首相を含む15人が負傷しました。
 (ロ)北部タミーム県キルクーク南東のリヤド地区で、武装集団がイラク
   軍パトロール隊に向けて発砲し、兵士2人が死亡、3人が負傷しました。

(3)3月24日
 (イ)バグダッド南部のドーラ地区で、爆弾を積んだトラックが警察署前
   の防護壁に突入する自爆攻撃があり、警察官や近くにいた市民ら少な
   くとも20人が死亡、26人が負傷しました。
 (ロ)バグダッド南方のイスカンダリーヤで、イスラム教シーア派のモス
   クに対する自爆攻撃があり、少なくとも11人が死亡しました。
 (ハ)北部ニネヴァ県タルアファル中心部のアッサライ市場にある菓子店
   で、自爆テロがあり、非番の警察官2人を含む少なくとも10人が死亡、
   3人が負傷しました。

(4)3月25日
 (イ)北部サラーハッディーン県ティクリート北方で、この日までに、爆
   発物が警察のパトロール隊に直撃し、警察官1人が死亡、3人が負傷し
   ました。
 (ロ)東部ディヤーラ県で、簡易爆発物(IED)が米軍のパトロール隊を直
   撃し、米軍兵士4人が死亡、2人が負傷しました。

(5)3月26日
 (イ)バグダッド中心街で、自動車爆弾を使用した自爆テロがあり、民間
   人2人が死亡、5人が負傷しました。
 (ロ)東部ディヤーラ県各地で、爆弾の爆発や銃撃等の攻撃が相次ぎ、計
   18人が死傷しました。

(6)3月27日
 (イ)北部ニネヴァ県タルアファルで、爆発物を仕掛けたトラック2台がそ
   れぞれ別の2か所の市場で爆発し、少なくとも85人が死亡、183人が負
   傷しました。
 (ロ)バグダッドのインターナショナル・ゾーンに対してロケット弾攻撃があり、
   米国政府の仕事を受託していた請負業者の米国人1人と米軍兵士1人
   の計2人が死亡、ほかの請負業者4人と米軍兵士1人の計5人が負傷
   しました。

(7)3月28日
 (イ)北部ニネヴァ県タルアファルで、この日までに、前日(27日)に発生
   したトラック爆弾テロの報復として、イスラム教シーア派の非番警察
   官らがスンニー派の住民や民家に向けて発砲し、70人が死亡、30人
   が負傷しました。
 (ロ)バグダッド南方のバービル県マハウィルの市場で、車両を使用した
   自爆テロがあり、4人が死亡、20人が負傷しました。

3.誘拐は現在も発生しており、今後もその脅威は高いと考えられます。最
 近でも、外国人を狙った誘拐事件が発生しています。これまでに発生した
 事件の犯行主体は、テロ活動を行う武装勢力に限らず様々です。また、犯
 罪組織の関与も疑われており、各所に内通者がいることも考えられます。
 誘拐を行う動機も一様ではありませんが、犯行がますます計画的かつ巧妙
 になる傾向にあります。例えば、警護があっても人数等で警護を圧倒し拉
 致が実行される例があるほか、武装集団が事務所や住居に侵入した上で誘
 拐する例もあります。

4.
(1)以上のとおり、依然としてテロ・誘拐等が各地で多発していることに
  十分留意し、イラクのうちクルド地域以外の地域に渡航することは、ど
  のような目的であれ絶対に見合わせることを、また、クルド地域以外の
  地域に滞在されている方は、最新の情報の入手に努め、十分な警備措置
  を講じた上で直ちに同地域から退避されるよう改めて強く勧告します。

(2)また、クルド地域についても、どのような目的であれ渡航を延期する
  ようお勧めしますが、やむを得ず同地域に一時的に渡航される方は、十
  分な安全対策をとるほか、誤ってイラク中・南部に近づくことのないよ
  う、現地事情に詳しいガイドなどを雇用するようにしてください。さらに、
  (1)で述べたとおり、クルド地域を経由して 退避勧告 地域であるイラ
  ク中・南部に入ることはどのような目的であれ絶対に見合わせるよう
  強く勧告します。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3399
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
 ○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2903
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.mofa.go.jp/anzen/
 ○在イラク日本国大使館
  電話: (873-761) 213234(衛星電話)
  FAX : (873-761) 213235(衛星電話回線)
【2007/03/30 14:02 】 | 中東地域の渡航情報 イラク
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