スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:-- 】 | スポンサー広告
アゼルバイジャンに対する渡航情報(危険情報)の発出
●ナゴルノ・カラバフ及び同周辺のアルメニア占領地域並びにアルメニア
  との国境周辺地域(アゼルバイジャン領ナヒチェバン自治共和国とアル
  メニアとの国境周辺地域を含む)
    :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
●上記以外の地域(首都バクーを含む)
    :「十分注意してください。」(継続)


1.概況
  アゼルバイジャンは、アルメニアとの間でナゴルノ・カラバフ紛争を抱
 えており、ナゴルノ・カラバフ及びその周辺地域はアルメニアに占領され
 ています。同紛争を解決するために、アゼルバイジャンとアルメニア両国
 政府間の話合い及び欧州安全保障協力機構(OSCE)ミンスク共同議長グル
 ープによる仲介努力等による取組が見られますが、未だ解決の見通しは立
 っていません。
2.地域情勢
(1)ナゴルノ・カラバフ及び同周辺のアルメニア占領地域
  :「渡航の延期をお勧めします。」
   現在、ナゴルノ・カラバフ及びその周辺地域は、アルメニアに占領さ
  れた状態が続いており、アゼルバイジャン政府の実効支配は及んでいま
  せん。1994年にアゼルバイジャンとアルメニアとの間で停戦合意がなさ
  れていますが、OSCEによる仲介、和平達成への努力にもかかわらず、
  2005年には停戦ライン付近での発砲事件の頻度が増し、死傷者が出るな
  ど状況の悪化が見られました。2006年はガザフ(Gazakh)、ギョランボ
  イ(Geranboy)、テルテル(Terter)、アグダム(Agdam)フィズリー
  (Fizuly)の各地区において、地雷の爆発、放火、文化記念碑の破壊、
  狙撃等の停戦違反が繰り返され、同年年末から2007年にかけアゼルバイ
  ジャン兵3人がアルメニア軍に拘束される事件が発生しました。その後も
  フィズリー地区付近等において狙撃による両国兵士の死傷者が出ていま
  す。
   同地域への渡航は、発砲事件に巻き込まれる危険性があり、同地域内
  で被害に遭った場合、アゼルバイジャン政府が有効な救済措置をとるこ
  とができない状況にあります。また、今後のアゼルバイジャン及びアル
  メニア両政府の対応によっては、紛争が再燃する可能性も否定できませ
  ん。つきましては、同地域への渡航については、目的の如何を問わず、
  事態が改善されるまでの間、延期するようお勧めします。

(2)アルメニアとの国境周辺地域(アゼルバイジャン領ナヒチェバン自治
  共和国とアルメニアとの国境周辺地域を含む)
  :「渡航の延期をお勧めします。」
   上記のとおり、アゼルバイジャンとアルメニアとの間では、停戦合意
  がなされていますが、アルメニアとの国境周辺地域(アゼルバイジャン
  領ナヒチェバン自治共和国とアルメニアとの国境周辺地域を含む)にお
  いては、依然としてアゼルバイジャン軍とアルメニア軍が対峙していま
  す。そして、両国国境地帯で発砲事件が発生するなど、散発的な停戦違
  反事件が発生しています。2004年2月には、この地域において水くみや木
  材集めをしていたアゼルバイジャンの地元住民がアルメニア軍に銃撃さ
  れる事件が発生しています。また、2007年3月には、ナヒチェバン自治共
  和国内において、アゼルバイジャン兵1人が地雷の爆発により死亡しまし
  た。
   同地域においては、発砲事件に巻き込まれる危険性があり、また、今
  後のアゼルバイジャン及びアルメニア両政府の対応によっては、紛争が
  再燃する可能性も否定できません。つきましては、同地域への渡航につ
  いては、目的の如何を問わず、事態が改善されるまでの間、延期するよ
  うお勧めします。

(3)上記以外の地域(首都バクーを含む)
  :「十分注意してください。」
 (イ)アゼルバイジャンでは、2005年11月6日に議会選挙の投票が行われ、
   数人の閣僚等がクーデターを企てたとの疑いで更迭・逮捕され、さら
   に野党系関係者400人も逮捕される事件が発生しました。選挙後も選挙
   結果は無効であると訴える集会が開催され、集会参加者と警官隊との
   間で衝突が発生し、多数が逮捕されています。
 (ロ)一般犯罪については、2005年2月にはチェチェン人による両替所に対
   する強盗事件、3月には富裕層を狙い身代金目的で拉致事件を繰り返し
   ていた犯罪組織の摘発、反体制派ジャーナリストの殺人事件、6月には
   トルコ人に対する強盗事件、7月にはバスを利用して移動中の米国人夫
   妻に対する強盗事件が発生しています。
 (ハ)日本人についても、2004年8月、アルメニアからの日本人旅行者が港
   湾施設付近において写真撮影をしていたところ身柄を拘束される事件
   が発生しています。バクー市地下鉄では、日本人旅行者が警察官に別
   室に連行され、所持品検査を受けた際、現金を抜かれる事件が数件報
   告されています。また、2006年6月、バクー駅付近において日本人旅行
   者が「お茶を飲みにいかないか」と声をかけてきた3人組の男らに強制
   的にタクシーに押し込まれ、その後バクー郊外の山中に連れて行かれ
   て殴打され、現金やカメラを強奪される事件が発生しています。
 (ニ)アゼルバイジャンでは2006年2月にカスピ海沿岸で渡り鳥の死骸から
   鳥インフルエンザ・ウイルスが発見され、同年3月には5人が鳥インフ
   ルエンザ・ウイルスに感染し、死亡しています。2007年1月には、鳥イ
   ンフルエンザ・ウイルスの感染を疑われた3人が死亡しましたが、アゼ
   ルバイジャン当局は、死亡した3人はいずれも検査の結果、鳥インフル
   エンザ・ウイルスの感染はなかったことが確認されたと発表しまし
   た。しかし、今後ともアゼルバイジャンにおいては、鳥インフルエン
   ザの発生や流行には十分警戒する必要があります。
 (ホ)欧州において新聞等にイスラム教預言者ムハンマドの風刺画が掲載
   された問題について、アゼルバイジャン国内においても抗議行動が行
   われました。現在のところ大きな混乱はありませんが、アゼルバイジ
   ャン国民の多くはイスラム教徒ですので、宗教に関する言動には十分
   な注意が必要です。
 (へ)2006年3月、アルメニアのためにスパイ活動を行いアゼルバイジャン
   国内の石油、ガス施設や地下鉄等でテロを計画していたとして、アゼ
   ルバイジャン当局はグルジア系アゼルバイジャン人を逮捕したと発表
   しています。
 (ト)2006年5月、イランの新聞等にアゼルバイジャン人を批判する風刺画
   が掲載されたことに対して在イラン・アゼルバイジャン系住民が抗議
   行動を行った際、イランのアゼルバイジャン系住民に多数の死者・逮
   捕者が出ました。この事件を受けて、バクーの在アゼルバイジャン・
   イラン大使館前においてイラン政府に抗議する無許可集会が開催さ
   れ、逮捕者が出ています。
 (チ)2006年7月下旬頃から、バクー市内及び周辺地域においてイスラエル
   のレバノン侵攻に反対する者等による約100人規模の抗議デモが繰り返
   され、多数の逮捕者が出ています。
 (リ)2006年11月下旬、バクー市内においてチェチェン人2人が、職務質問
   をした警察官に対して、けん銃を発砲する事件が発生しています。同
   チェチェン人等は逮捕されましたが、けん銃の他に消音装置、覆面、
   暗視装置等を所持しておりました。
 (ヌ)2007年1月に入り、アゼルバイジャンではガソリン等の燃料価格や電
   力、水道、ガス等の公共料金が1.5倍から4倍に急騰するなど物価の高
   騰が著しく、国民の多くに生活不安が広まり、各地で抗議デモが繰り
   返され、それに伴い多数の逮捕者も出ています。
 (ル)2007年4月、アゼルバイジャン当局はイラン~アゼルバイジャン~ロ
   シア~日本のルートで麻薬を密売していた組織を検挙したと発表して
   います。
 (ヲ)2007年4月、バクー近郊を走行していた公共乗合ミニバス内で、乗客
   に手榴弾を所持していた者がおり、同手榴弾が爆発し1人が死亡3人が
   重傷を負う事件が発生しています。
   つきましては、これら地域に渡航・滞在される場合には、最新情報を
  入手するとともに、必要に応じて十分な安全対策を講じるようお勧めし
  ます。

3.滞在にあたっての注意
  滞在中は、下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにして
 ください。また、外務省、在アゼルバイジャン日本国大使館、現地関係機
 関等より最新情報を入手するよう努めるとともに、安全対策には十分ご注
 意ください。
(1)渡航者全般向けの注意
   首都バクー市内では、治安は比較的安定していますが、夜間の外出や
  人気のない場所での独り歩きは、十分な注意が必要です。また、首都バ
  クー市を離れ、地方に旅行される方は、旅行先の情勢に関し、現地関係
  機関等から最新情報を入手するよう努めてください。旅行エージェント
  等を利用される場合は、信頼できる業者を選択するようお勧めします。

(2)長期滞在者向けの注意事項
 (イ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですの
   で、到着後遅滞なく在アゼルバイジャン日本国大使館に「在留届」を
   提出してください。また住所その他の届出事項に変更が生じたとき又
   はアゼルバイジャンを去る(一時的な旅行を除く)ときは、必ずその
   旨を届け出てください。なお、在留届の届出は、郵送、FAXのほか、イ
   ンターネット( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )によっても行う
   ことができます。
 (ロ)住居の選定に当たっては、居住地域の治安、建物の構造等に留意す
   るとともに、窓、扉、壁、施錠等に十分な防犯措置を施すようお勧め
   します。
 (ハ)日常生活では、できるだけ目立たないように行動するとともに、身
   の周りの安全に十分注意してください。
 (ニ)不測の事態が発生した場合は、自宅、職場、ホテル等の安全な場所
   で、事態が鎮まるまで待機してください。また、不測の事態に備え
   て、食料、飲料水を備蓄するとともに、パスポート、貴重品及び衣類
   等をいつでも持ち出せるように準備し、退避手段についても常時確認
   しておいてください。不測の事態が発生した場合は、在アゼルバイジ
   ャン日本国大使館に連絡してください。
 (ホ)正確な情報を入手するように努め、根拠のない噂に惑わされて動揺
   することのないようにしてください。

4.隣国のアルメニア、グルジア、イラン及びロシアにも各々危険情報が発
 出されていますので御留意ください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
 ○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.mofa.go.jp/anzen/
 ○在アゼルバイジャン日本国大使館
  住所:Hyatt Tower III ,6th Floor,Izmir Str. 1033, az1065 Baku,
     Azerbaijan
  電話: (994-12) 4907818、4907819
  FAX : (994-12) 4907817、4907820
【2007/04/12 01:01 】 | 旧ソ連邦地域の渡航情報 アゼルバイジャン
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。