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レバノンに対する渡航情報(危険情報)の発出
●リタニ川ハスバイヤ南郊外以南の地域及び各地のパレスチナ難民キャンプ
    :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
●上記以外の地域(首都ベイルートを含む)
    :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
                                       → 地図

1.概況
(1)2006年8月に国連安保理決議1701が採択されて以降、ヒズボラとイスラ
  エルとの間の「敵対行為の停止」はおおむね守られています。しかし、捕
  虜交換問題などに解決の目途は立っていません。また、レバノン南部を
  中心に多数の不発弾が残され、処理にはまだ時間がかかる見通しです。

(2)2006年夏以降、国内政治グループ間の対立が激しくなっています。セ
  ニオラ政権打倒を求める野党グループは、2006年12月から首都ベイルー
  ト市内中心部で大規模な座り込みを開始し、2007年1月23日にはゼネス
  トを行い、ベイルート国際空港周辺を含む全土で道路封鎖を行いました。
  また同25日には、首都ベイルート市南部にある大学周辺で銃撃戦が発生
  しました。この政治対立に解消の目途は立っていないため、情勢が急変
  する可能性もあります。

(3)2006年11月にジュマイエル工業相暗殺事件が、また2007年2月13日に
  は、一般旅客バス爆発事件が、ともに首都ベイルート市郊外で発生して
  おり、ここ数年発生している要人暗殺・爆発事件と同様、犯人等が逮捕
  されていないこともあり、今後もこのような事件が起こる可能性があります。
2.地域情勢
(1)リタニ川-ハスバイヤ南郊外以南の地域及び各パレスチナ難民
  キャンプ

  :「渡航の延期をお勧めします。」
 (イ)2006年7月から8月にかけ、イスラエル軍がレバノン各地に対し軍事
   攻撃を行ったため、多くのインフラが破壊され、多数の市民が死傷し
   ました。同年8月の安保理決議1701採択以降、ヒズボラに代わりレバ
   ノン国軍や国連レバノン暫定軍(UNIFIL)がこの地域に展開し、ヒズ
   ボラとイスラエルとの間の「敵対行為の停止」はおおむね守られてい
   ます。しかしイスラエルは、ヒズボラが軍事力を回復させていると主
   張しており、今後不測の事態が発生する危険性があります。各地には
   多数の不発弾や地雷が散在しており、処理には時間がかかる見通しで
   あり、国軍は不審物には近づかないよう注意を呼び掛けています。
 (ロ)パレスチナ難民キャンプは、パレスチナ情勢の影響を受けやすく、
   パレスチナやイスラエルで大きな事件があった際には、同キャンプで
   も大規模なデモや集会が行われています。パレスチナ組織間や住民の
   間で発砲事件が散発しており、突発的に状況が悪化することもありま
   す。パレスチナ難民キャンプやその周辺にはレバノンの警察力が及ん
   でいないため銃器が簡単に入手できる状態にあり、仮に外国人旅行者
   等が犯罪や事故にあった場合でも、レバノン官憲に救助を求めること
   は困難です。

    つきましては、リタニ川-ハスバイヤ南郊外以南の地域及び各パレ
   スチナ難民キャンプに渡航・滞在を予定されている方は、どのような
   目的であれ、渡航を延期するようお勧めします。また、やむを得ない
   事情で同地域に渡航・滞在される方は、今後のレバノン情勢の推移に
   十分な注意を払うとともに、外務省、在レバノン日本国大使館、報道
   等から最新の関連情報を収集した上で、不測の事態に巻き込まれない
   よう引き続き十分な安全対策を講じてください。

(2)上記(1)以外の地域(首都ベイルートを含む)
  :「渡航の是非を検討してください。」
 (イ)2005年2月に発生したハリーリ元首相暗殺事件を扱う国際法廷設置問
   題などを巡り、2006年夏以降、政治グループ間の対立が激化していま
   す。2006年12月からは首都ベイルート市内中心部にある首相府前の広
   場で、セニオラ政権打倒を求める野党グループが大規模な集会・座り
   込みを続けています。また、2007年1月23日、野党グループはゼネスト
   を行うとともに、ベイルート国際空港周辺を含む全土で道路封鎖を行い、
   各地で小競り合いが起こりました。さらに、同25日には、首都ベイルート
   市南部にあるベイルート・アラブ大学での騒擾事件に端を発し、同大学
   周辺の広範囲の地域で銃撃戦が発生したため、首都ベイルートに夜間
   外出禁止令が発出されました。
    政治対立の解消のため、アラブ連盟やサウジアラビアなどが仲介工
   作を行っていますが、現在までのところ解消の目途は立っていません。
   野党グループは政治目標実現のため、さらに緊張を高めると警告して
   おり、今後も首都ベイルート等で突然大規模な集会やデモ行進が行わ
   れ、衝突や騒擾事件に発展するなど、情勢が急変する可能性があります。
 (ロ)レバノンとシリアとの国境地帯においては、国軍が国境管理強化に
   努めていますが、同地帯において密輸グループと国軍との間で銃撃戦
   が発生する可能性があります。
 (ハ)レバノン政治勢力や一般国民の間では、レバノンで活動しているハリ
   ーリ元首相暗殺に関する国連国際独立調査委員会(UNIIIC)の調査の
   行方に大きな関心が持たれています。同元首相暗殺事件の調査の進展
   によっては、レバノン国内で緊張状態が発生する可能性があります。

    つきましては、上記(1)以外の地域(首都ベイルートを含む)に渡航・
   滞在を予定されている方は、渡航の是非を含め自らの安全につき真剣
   に検討してください。また、既に滞在されている方については、最新の
   治安情報の入手に努め、十分な安全対策を講じるようお勧めします。
 
3.滞在に当たっての注意
  滞在中は下記事項に十分留意して行動し、自ら危険を避けるようにして
 ください。また、外務省、在レバノン日本国大使館及び現地関係機関等よ
 り最新情報を入手するよう努めてください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
 (イ)レバノン滞在中は、国内政治情勢及びこれらに密接に関係している
   パレスチナ情勢、シリア情勢を注視しつつ、治安情勢の推移に十分留
   意してください。
 (ロ)人が多く集まる場所やしばしば大規模なデモや集会が行われる場所
   (首都ベイルート市内では、ダウンタウン地区の殉教者広場、首相府、
   国連ESCWAビル周辺、政府機関・各国大使館、国立博物館、主要大
   学周辺、低所得者居住地区等)を訪問する際には、衝突等の不測の
   事態を避けるため、周囲の状況に注意してください。
 (ハ)外出中に不測の事態が発生した場合には、自宅や職場又は滞在中
   のホテル等、連絡手段の確保しやすい場所に速やかに戻るとともに、
   関連情報の収集に努め、事態沈静化まで待機するなど、自らの安全
   確保に努めてください。
 (ニ)地雷原表示がある場所はもとより、観光施設、道路及び居住地等か
   ら離れた山林、野原等には絶対に立ち入らないでください。また、不
   審な金属物等には近づかないでください。
 (ホ)パスポートにイスラエルの査証や出入国スタンプが押されている
   場合には、レバノン入国を拒否されますので注意してください。

   また、ヨルダン・イスラエル国境にあるヨルダン側検問所の出入国スタ
   ンプ
がある場合、実際にイスラエルに入国していなくても、イスラエルに
   出入国したと見なされ、入国を拒否される可能性もあります。

(2)長期滞在者向けの注意事項
 (イ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要ですので、
   到着後遅滞なく在レバノン日本国大使館に「在留届」を提出してくださ
   い。また、届出事項に変更が生じたとき又はレバノンから去る(一時的
   な旅行を除く。)ときは、その旨を届け出てください。
    なお、在留届の届出は、郵送、ファックスのほか、インターネット
   ( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )によっても行うことができます。
 (ロ)外出の際には身の周りの安全に十分に注意してください。また、可
   能な限り単独での夜間の外出は控えるなど、犯罪に巻き込まれないよ
   う注意してください。
 (ハ)自宅や職場の周辺で不測の事態が起きた場合は、在レバノン日本国
   大使館に連絡を取り、事態が沈静化するまで外出は控え、現場から離
   れるなど、身体の安全を第一に行動してください。
 (ニ)やむを得ない事情により、「渡航の延期をお勧めします。」の地域に
   滞在されている方は、平素から在レバノン日本国大使館と緊密に連絡
   を取ってください。また、不測の事態に備え、食糧、飲料水を備蓄し、
   パスポート、貴重品、衣類等をいつでも持ち出せるように準備しておく
   とともに、退避手段についても常時確認しておいてください。

4.隣国のシリア、イスラエルに対しても、別途危険情報が発出されていま
 すので、同情報の内容にも御留意ください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせは除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3399
 ○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.mofa.go.jp/anzen/
 ○在レバノン日本国大使館
  住所:Serail Hill Area, Army Street, Zokak El-Blat, Beirut,
     Lebanon. (P.O. Box 11-3360)
  電話: (961-1) 989751~3
  FAX : (961-1) 989754
【2007/03/01 20:47 】 | 中東地域の渡航情報 レバノン
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